君を飽きさせない。
起業家という道を経て、今は二作目の出版を目指している橋本なずなです。
君 を 飽 き さ せ な い 。
noteを書きはじめようとした時、ふと、そんな言葉が降りて来た。
隣町のミスドに来てこれを書いている。
道中、どんなことを書こうか、どんな風に書こうか、と考えながら自転車を漕いでいた。
主には彼との事をはじめ最近あったこと、7月が始まったこと、今月の23日には母が亡くなってから半年になること。
今日、彼と観に行った映画「 #ルックバック 」の感想なんかを書こうかなと考えていた。
チェンソーマンの作者で知られる藤本タツキ先生が、二人の少女の「 漫画を描くこと 」を描いた作品。
優越、嫉妬、情熱、挫折、共鳴、希望、衝突、絶望、そして ——— 。
形は違えど、漫画を描くということに傾倒する少女たちの姿は、まるで本を書いている時の自分を見ているようで、強く感情移入をして観ていた。
以下、ネタバレを含むので、まだ観ていない人は早く観て来て。そして早くnoteを読んで。
私は、チェンソーマンをアニメで観ていたくらいで、恐縮だけれど藤本先生の作品について詳しくはないし、ミーハーな気持ちで観に行った。
藤本先生が女性なのか男性なのか、歳は幾つくらいなのか、デビュー作品は何なのか、一つも知らなかった。
だから、ルックバックを観た時、
これは 藤本先生の実体験なのか? と思った。
中学で配られる “おたより” で4コマ漫画を描いていた二人の少女が出会い、コンクールに応募すると賞を受賞、それから高校生で雑誌の連載を持つまでになり ——— 。
数年後、少女のうちの一人が、通り魔事件に巻き込まれて命を落とす。
残された少女は悲しみに暮れるが、再び、すぐに机に向かい漫画を描く。
エンドロールは、朝も夜も、漫画を描き続ける少女の背中だった。
映画終了後、私はすぐさまGoogleに「 藤本タツキ 」と打ち込んだ。
性別も、年齢も、デビュー作品も、ルックバックに登場するものとは違っていた。
「 フィクションか… 」と何故か少し肩を落としながら、こうも思った。
ドラマがある作品を描ける人の人生には、きっと、作品以上のドラマがある。
映画を観終わった後うちに帰ると、私はパソコンをリュックに詰めて、再び外に出た。
noteを書きたくなったからだ。この思いを言葉にしたくなったからだ。
今年の1月に唯一の家族であった母が亡くなって、4ヵ月後となる5月末日、私は母の死をテーマにした文学賞作品を書き上げた。
母の死という絶望を受け入れるのに、「 書くこと 」以外、私ができる選択肢は無かった。
その悲しみが色褪せる前に、苦しみに慣れてしまう前に、
生きる為に、書くべきだと思ったから。
その作品が世に出ることになるかは、8月の下旬頃に分かる。
母への愛と、死の絶望を余すことなく書き出した、悔いのない作品だ。
けれどそれは、完成品という名の未完成品。
完成など、生涯することのない作品と言っても良いかもしれない。
その作品が完成する時、
それは、母の死というこの上ない絶望を背負って生きる私が、死んだ時。
その時にやっと、作品に結末が付くのではないだろうか。
だから、まだ、作品の途中。
今日という日も、明日も、明後日も。物語の一コマに過ぎない。
泣いたり、笑ったり、
人を妬んだり、夢が叶ったり、人を傷付け人に傷付けられて、幸せを見つけたり、温もりを知ったり ——— 。
きっと、そうやって結末に近付いていく。
その道の途中で、私は、幾つ作品を生めるだろう。
私の言葉を、幾つこの世界に残せるだろう。
人生の土産話を、幾つあの世に持って行けるだろう。
書いて、残して、持って行く。
お母さん、私は
君 を 飽 き さ せ な い 。
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