小さな灯火が沢山の人を照らす一番星に|Yume no Katachi|R5.11|永松杏夕実ウィンドウアート
長野にあるカフェスタンド併設のヘアサロン"Yume no Katachi"の窓に絵を描きました🕯⭐️この日はリニューアル記念のイベントを開催していて、他の出店者さんに混ざって、ライブペイントとして描かせてもらいました。
Instagram:@yumenokatachi0415
こちらは長野市青木島にある美容室で、リニューアルオープンのイベントにてウィンドウアートをご依頼いただきました。新しくなった店舗にはカフェスタンドとしてRutaというコーヒーショップも併設されテイクアウトのカフェ利用もOKとのことです☕️
Instagram:@ruta.2021
「夢」をキャンドルと星の光で表現したデザイン
今回絵のデザインに関しては「冬っぽい感じ」以外はお任せくださいました。
⚫️周辺の環境
目の前には道路、隣にはスーパーなどがあり、車でお買い物に向かう人や
対向車の車窓からもお店に目が行く様に、デザイン自体は大きくわかりやすくしてみました。
⚫️配色
配色に関してはリニューアルオープンされた外観の雰囲気に優しく馴染む色合いを意識して使う色はほぼ三色にしてみました。
(黒と灰もあります)
店舗外観の色→白・黒・青・灰+木
絵の色→白・黄・赤
"自分の夢が、お客さんの夢に"店名の由来
お店の名前の由来をお聞きしたところ、このように教えてくださいました。
いつしか自分が見ていた夢が、美容室に来てくれるお客さんの夢のカタチに変わっていった。とても素敵ですね。
諸事情でお店を少しお休みしてからのリニューアルオープンで、昔から考えていたコーヒースタンドも併設することにしたことや、お休みをしている間にお客様が離れる不安もあったこと、戻ってきておかえりと言ってもらえたり、体調を気にしてくれる方もいて嬉しかったこと、来年でお店を構えて10年目になり今まで信じたことが繋がってきて、これからもカタチにしたい夢があることなどを知りました。
なので今回の絵では、揺れる感情と温かさと光り輝く様子をキャンドルと一番星をで表現することにしました🕯️⭐️
イメージは
美容室としてだけではなく、カフェとしても温かい時間をゆっくり火を眺めるように過ごしてもらいたい
目の前に光る小さな火だった夢が星になって沢山の人を照らしている様子
キャンドルの火が揺れても燃えたり、蝋が溶けてもまた固まる。星の暗い中でも輝き続ける。
感情が揺れたり溶けても再度光が灯り形を作る様子、暗い気持ちの中でも
輝きを失わない様子
リニューアルオープンということで、揺れても消えない小さな火や、暗い中でも輝き続ける星の様子を重ねてみました。
日常生活の中で通りがかる人が心温まり、店舗名を見た時にお店の名前と繋がるもので考えました。外から見た様子だと、中で座って待っているお客様がキャンドルで温まっているように。
曲線はインスタグラムを拝見してスケートボードやスノーボード関連のものを見つけたので、ゆったりと流れる感じで、小さな火が空の星に繋がるイメージで入れました。
当日デザインが変わった部分が少しあって、曲線と星3つ、そしてキャンドルが5本から6本に。
当日感じた温度感で絵を少し変更
当日絵を描いていて最初に提案した絵のデザイン案に無かった要素を何個か追加しました。
追加した部分
曲線の数
曲線は店内でお客さんの髪を施術しているご主人さまと、カフェスタンドで美味しいドリンクやフードを作って販売する奥さまです。6本目のキャンドル
当日にご家族の人数をお聞きして、そこに真ん中の6本目のキャンドルを追加しました。これはお店にくるお客さんや、「私たち」。左上の小さな星3つ
お子さんは3人いるそうで星3つは子供たちで私の好きな星の王子さまに描かれている「いびつ星」にしました。完璧な5角形でなくても輝きは変わらないよ、誰かのようにならなくても自分らしく輝いていってね。
その他写真
ご依頼いただきありがとうございました🙇♀️
窓の絵は2月頃に消す予定です!ヘアサロン利用やカフェ利用で是非お立ち寄りいただけたら嬉しいです〜〜!!