直方体の体積の求め方。ですね。この公式をベースに、様々な体積の求め方へ繋がっていくベースの式になるので大切です。 それ自体は良いんですよ。 ちょっと腑に落ちないとこが2か所。 で、どの方向が縦横高さなんだ?と。そりゃ置き方次第で同じ辺が縦横高さどれにも変わりますから、どうだって良いと言えば、良いのですが。そこは、「たて×横×高さ。」と書いてあるからには、教科書にちゃんと縦が何処で横が何処で高さが何処で。と、観察者視点から定義してあるのです。さてここで……困った事が。 横は
いやまぁ唄の話題はほぼほぼ関係ないんだけど、 染色体と遺伝子とDNAの違いって、どの程度理解してます? 実に、コレの違いが理解されなくて毎度、定期試験の答案を見るたびに殊更頭を抱えているのですが。 いえですね、例えば、スポーツカーのCMで、走りのDNAとか、そういう使い方してません?もうそれ自体激しい誤用なので、勘弁して欲しいのですね。 コレをお読み下さる方なら、既にご理解の事でしょうが、遺伝子は、遺伝情報そのもので有り、実態は4種の符号により表されている数値で有り実体は存
「受験ってどのくらいの時間かかるんですか? 」と、一番上のお子さんが来年高校入試をする方に訊かれました。 「丸一日かかりますので、お弁当が必要になりますね。」と、答えたら、別の方が、「そうそう、それで昔、大失敗しちゃったのよね。」と。続いてお話を伺うと、「最初の時、遠足に持っていくようなお弁当、おっきな弁当箱に入れて持たせたんだけど、(中略)ホント、今でも悪いことしたなぁって申し訳なく思ってる。」 との事。 正直、受験に持たせるお弁当って、何が良いか ってのは気にした事なかっ
まぁ多くの子供たちが、いや、大人たちも含めてグラフを読むことを苦手としている。そのような状況だからこそ、容易に印象操作されたり、印象操作したり、と迷惑この上ないんだが。 算数で、比率をあらわすグラフとして、円グラフを習います。 処で、こんなグラフが有るとしましょう。 さて、上図のグラフから読み取れる事実として、何を挙げますか。 いちごが半分くらいある。りんごはみかんの倍くらいある。すいかとぶどうの割合は同じ。などなど出るでしょう。 その中で、「その他に含まれる果物の
自分の写真をよく見て自画像を描きましょう。 という図工の課題。 当然、サラサラと描けるような子はまず居ません。 乱暴に言えば、小学校低学年までは、絵画は自分の心象風景をぶつける処だし、当人にも実写と同様のクオリティで視えている訳でないですから、描いてる方も、技術的なコンプレックを感じることは少ないでしょうが、年齢を重ねるごとに、上手に書きたいという意識が強まっても然るべきです。しかし、何も無しで上手になんてなかなか描けるものじゃありません。 そもそも、よく見て描くとはどう
よく槍玉に挙げられられるのが、掛け算の順序。まぁ数学的に見れば、どっちでも良いのですよ。だが、算数的には違う。これは、算数の学習が数学を履修するのとは異なるからと考えられますね。端的に言えば、数学の要素のごく一部分を切り取って、児童の発達段階に応じた理解のし易さを優先し、習得のメソッドをシステマティックに再構築したものが、算数だと考えれば良いかなぁと。その代償として数学と算数は完全な互換性を担保する事をやめたと。 掛け算で炎上する事が多い順序逆の話題ですが、まず、引き算で考