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【産後73日目】 自分が若くありたいという呪縛からの解放

週末、先週に続いて夫と娘とわんこと私の家族全員で近所を散歩。
旦那は土日も仕事に出ていることも多いから、揃って出かけられるのはやっぱり非日常でとても嬉しい。
うちは東に出ればちょっとした繁華街、西に向かえば学生街があって、カフェで休んでみたり写真を撮ったりと秋の爽やかな晴れを満喫した。

娘がいずれ通うことになる小学校は学生街の方に10分程歩いたところにあって、帰り道はそこを通ってみようということになった。ちょうど今保育園見学が始まろうとしている所で、道すがら園庭を覗いたりもしつつ。
娘はまだ二ヶ月になったばかりだから当然ずっとベビーカーで爆睡してたけど、親は小学校の外観を見てすごくおしゃれだとか、この道は車が少なくていいね、通学路に博物館が(小規模だけど)2つもあるなんていいね、ここの大通りは心配だなぁなんて話しながら、娘が6年後に通う道をチェックしつつ、ランドセルを背負って歩く姿を想像したりした。
すごく気が早い。
けど、ほんの少し前、娘が生まれる前には自分たちの6年後のことなど考えたこともなかった。毎日目の前の仕事や生活に追われていて、なんならアラフォーともなるとひとつだって年を取るのは嬉しいことじゃなくて、年々増える顔のシミを気にしたり腰についた贅肉を苦々しく思ったりしていた。
けど今は、6年後には娘がどうなってるか楽しみで仕方ない。まだ今はミルクを飲んでゲップして、寝て、オムツを汚して泣いて、たまに笑うようになったばかりの娘が、手をみつけて、目が合うようになって、寝返りして、ご飯を食べて、喋って、立って、、これからひとつひとつ出来るようになる姿を見られるのが待ち遠しい。それで、将来どんな大人になるんだろう。その頃には旦那も私も結構な年齢でよぼよぼかもしれないけれど…老いゆく自分への焦りや年齢を重ねる怖さは不思議ともうなくなって、今も将来も、娘が健康に素敵な人生を送っていられればそれで良いや、と思えるようになったのでした。



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