【産後59日目】 母に思うこと
御宮参りをしてきた。両家のお母さんも久々に集合して、少し遅めのニューボーンフォト撮影も兼ねたカメラマンさんも発注して、お寿司も頼んで。
日が変わって今日はとても涼しい秋晴れになったから、きっと今年最後の夏の蒸し暑さを感じたのではと思うような一日でした。朝からバタバタで、撮影の時も髪が顔に張り付いてたし、化粧だって崩れてたと思うけど、でも娘が可愛く写っていたらそれで良いやと思う。
御宮参りに向けては、実母が私の時のドレスや着物を送ってくれたり、写真をLINEしてくれたりした。娘と私は生まれた季節が違うから、実際に使ったのは帽子と涎掛けとお守りだけ。綺麗に洗ってくれて、もう40年近くも昔のものとは思えない位に白くて、正直私はバタバタしていてあまり感慨深さを感じる暇も無かったのだけど、それを着けた孫を母はどんな気持ちで抱っこしたのだろう。可愛い、可愛いとみんなで言っていたけれど、それ以外におばあちゃんにはどんな想いがあるのだろうか。私が母になってようやくママの気持ちが少しわかるようになったように、可愛いだけでは説明できないような想いを、私もおばあちゃんになったら実感できるのかもしれないなと思う。
解散した後にも母とLINEをしていて、『昔は嫁側の家が全部用意をしたんだよ。私は親にやって貰った。私にもっと収入があったらやってあげられるのに。ごめんね。』とメッセージがきた。私は特段母に用意をして欲しいとも思わなかったし、自分にもありがたいことにそれなりに収入はあるから全く気にして無かったけれど、もしかしたら母は負い目を感じていたのかもしれないと、少し胸が痛んだ。
母といると、結構いつもイライラしたり、ついきつく当たったりしてしまうのだけれど、それは私が母に甘えているからだと自覚している。38歳にもなって、こんな娘でごめんねと心の中でつぶやいて、親には優しくしようと今日も決意をする(できるかなぁ)。
また11月にはお食い初め。
娘ができたおかげで親と会う機会も増えて、少しは親孝行ができているかな。今日も、毎日を大切に過ごそうと決意して眠りにつこうと思います。