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stand FMで不登校の話をしました。

友だちのstand FMにゲスト出演させていたたぎ、不登校の定義についてと、
今後学校や行政がしなければならないこについて話しをしました♪


不登校不登校ってよく聞くけれど・・・

そもそも何をもって不登校っていうんでしょ?
という素朴な疑問からはじまり、じゃあどうしたらいいの?
ってところまで、さっくりとお話しています。

不登校の定義があったんだ・・・

不登校】とは文部科学省の「学校基本調査」によると,長期欠席者(年間30日以上 の欠席者)のうち『何らかの心理的,情緒的,身体的あるいは社会的要因・背景により, 登校しないあるいはしたくともできない状況にある者』ただし,病気や経済的な理由に よる者を除いた者をいう。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/futoukou/03070701/002.pdf

じゃ、朝寝坊は?

朝寝坊しても起きてから登校すれば不登校にはならない。
だけど、朝起きれないのも含め、腹痛・頭痛で学校に行けない、行きたくないというのは不登校あるある。行かないと決まると元気になるのもあるある。
でも、それってずる休み?
と思う人がいるだろうし、そう思う気持ちも分かる。
だけど、日々あれこれやってみたり、様子を見ていたらそういうことじゃないんだなと分かりだす。分かるまで、親子は苦しいのです・・・

安心できるコミュニティかどうか

朝起きれるか起きれないかの見極めって大人でも色々あるし、難しいよね。
好きで参加している朝活コミュニティの中からこのスタエフも生まれてて、実は寝起きで収録しました(笑)
AM7:00、声出てなくて聞きづらくてごめんなさい。

行政や学校に相談しても・・・

話したところで何もならない。
話したところで学校にいく訳じゃない。
学校に行くことで問題が解決される訳じゃない。
学校や行政が動いてくれないと解決できないこともあるのに、学校や行政がただ聴いているだけになっている状況は意外と多い。
もしかして、聴いているだけでしっかり対応したつもりになっているのだろうか?
もちろん丸投げするつもりはないけれど、今思えば、寄り添っていると勘違いされていたり、良いアドバイスができたと勘違いされていたりするのが気持ち悪く感じていたのかもしれません。
それも言語化できないまま、「なんか違うな・・・」くらいに思って、どこかもやもやしながら子どもと同様に親もまた学校から静かに退出・・・

親の会の存在

学校や行政が親の会がどんなものか知らなかったり、誤解があるように思う。
リアルな親の現状を知らずに、自治体は「不登校対策を」と声高に言うの、ちょっと待って!
効果的で良いやり方のアイデアはたくさんあるのに、全然伝わらなくて残念無念。
「教育支援センターに入って元気を溜めて学校復帰しましたー」
拍手ーーーー
という世界線にいらっしゃる間は全然盲目状態なんですよ。

家族の認識の差・段階の差

例えば、
母:もうやれることは全部やってみた。もう無理に行かせない方がいいかも・・・
父:自分ならもっとこうするのにな。目標など提案してがんばらせよう!
祖父:これじゃあ将来がダメになる、自分のために行ってくれ!
叔父:もっと運動させないと。
叔母:学校に行かなくてもフリースクールや塾で勉強すれば?
妹:兄が学校行かないなら、私も行かない。

あれこれやってみたの「あれこれ」の例

例えば、夫が駄菓子屋行こうと声をかけてなんとか学校に行かせてたけど、物で釣ってもなぁと思いつつ、それを止めることもしちゃだめだなって思って傍観していた私。

学校に行けないならフリースクールがあるじゃん。
だけどそこもだんだん行けなくなる現実。
フリースクールに行かせることもあれこれやってみたが、やっぱりこれは行けないのだな・・・と母は着地。
でもはたから見ると、それくらいは頑張れば行けるでしょう、親ももうちょっと頑張らせたらいいのに、と思われるのも分からなくない。分からなくないからまた苦しい。

朝が来るのが家族みんなで辛くなる

いろいろやっている段階で、今日はなんと声をかけて子どもを学校に行かせようか・・・
という状態の時は、完全な不登校の状態よりも苦しいという現実。

まず認めることが最初の一歩

アクセプトできるかってことが大切。
アクセプトできないと苦しい。
じゃあアクセプトすればいいじゃないと思うだろうけど、なかなかそうはいかない複雑さがある。

苦しい、じゃあ何をしたらいい?

上手く情報を得てほしい。
情報が得られてないことに気づいてない親御さんも多い。
複雑な部分を言語化したようなリーフレットを作って配布したいなと思ってます。

それを自治体が作って配れるように活動しています。

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