学校は不登校対応をどうしたらよかったのか②
学校の先生は、不登校の子どもに何と声をかけたら良いのか・・・
学校は、何かをしたり、出来るようになる場所という概念があるし、声をかけないよりはかけた方がいいだろうという考えが割と当たり前なのも分かります。
でも、「何もしないをする」という発想も必要なのかもしれません。
「声をかけないようにする」
ことの意味の深さ、想像してみて欲しい。
ある教育関係者の方の声。
この声に賛否両論上がりました。
保護者の声
教育関係者の声
解決策やアイデア
と・・・
色んな考え方が出ましたが、先生が保護者や子どもを責めても何もなりません。
保護者が先生を責めても何もなりません。
「怒鳴り込んできた」と書いてありますが、その前の状況はどうだったのでしょう。
「登校刺激はやめてください」と前に言ってあるのにどうして?
というケースもあるでしょう。
ちなみにうちの場合は、学校との関わりを断つことで親子共々少し楽になりました。(あくまで一例ですが)
前の記事にも書きましたが、先生も保護者も相談先が無い問題、これは解決しやすそうな気がしますが、不登校当事者や親の会、私立のフリースクールなどと教育関係者との間に隔たりがあるような気もします。
そこが上手く擦り合わせできたら・・・
と言っても難しいことなのかもしれません。
最後にもう一つ、
冒頭の教育関係者の方の発言。
学校の先生が、不登校のことを多少なりとも理解しようとすることって、近年授業にも盛り込まれるLGBTQについて理解することと変わりない気がするのですが。
的な。
もしかして不登校は別物?
でも実は先生自身が不登校予備軍ということかもしれない。
そのうち「5分だけ頑張ってみたら?」と提案されたり・・・
ああ、それって負の連鎖。
と、色々書きましたが、
学校は不登校対応をどうしたら良かったのか?
具体的には、
アンケートの内容や、保護者に渡すべき資料などは、またの機会に掘り下げて記事にしたいと思います。
多分これ、最低限必要なことだと思うんです。
いじめ対応にもつながることなので。
勉強不足と言われても、勉強する暇なんてないのは分かります。
担任の先生が個人プレイで取り組もうとするから無理がある訳で、仕組みとして、アンケートや資料、懇談会の進行の仕方の雛形が揃っていたら、先生も保護者も理解が深まり、子どもの安心安全につながると思うのです。
もう、その都度、
今日のプリントどうしますか?
今日の調子はどうですか?
って電話での対応は見直す必要がある場合は多いです。
親も先生も、
「このやり取り、いつまでするんだろ?」
と思いながら。
先生が情報不足故に、手が回らない可能性はあり得ることなのです。
アンケートで、
子どもはどうしたいか、親はどうしたいか?
どうしたいのか知っていれば違うと思う。
親もアンケートを見るまで、自分がどうしたいのか、どういう選択肢があるのか分からずにいるから。
プリントは毎日受け取りたいのか、
週1、月1で受け取りたいのか、
何も受け取りたくないのか、
訪問や電話連絡の頻度など。
これに答えない人は、また違う対応をするなど。
そして
自治体は
どうか、人手不足、キャパオーバーなことで、保護者個人を責めないで欲しいです。
何もならないです。
①で述べたような、教育機会確保法について先生方がご存知だったら、何かもっと違うのになぁと思うことは多いです。
不登校を考えることは、教育の可能性が広がります。
是非みんなで考えてゆけたらと思います。
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