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ysh
2018年2月18日 22:51
孤独がどっしりと腰を据えて私を眺めていた白濁した片方の眼を時々擦りながら真夜中のキッチンは私に他人の顔をする昼間は私がここを治めていたはずなのに孤独がゆっくりと息を吐くしん、としたキッチンの床は冷たくぶうぉん、という冷蔵庫の怠惰な音だけに私は今、救われている #現代詩 #詩 #孤独 #キッチン #真夜中 #poem #poesie #art #midnigh
2017年6月8日 13:06
シンクには数日前の紅茶のカップ干からびて 底にへばりついた檸檬数日前の それは 私夜の端をつかまえて縫い閉じようとする決してもう、開かないようにクローバーの針と、透明な糸部屋全体が脈打って濃いにおいを撒き散らす眩暈窓の外には、星夜の底にへばりついてそのまま干からびた私は薄く目をあけてとうの昔に死んだ星のひかりをみている