【これ一本で学べる】 自社PB商品の企画・ネーミング〜パッケージデザイン製作、販売・海外輸出に関するノウハウを紹介&ネット通販で売れる商品とは?
今回の記事は、自社、【PB商品の企画・製造・販売】を検討しているまたは将来的にやってみたいと考えている方向けの記事です。
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ただ、10記事売れる毎に値上がりしていくようになっております。
弊社は2022年よりAmazon様などでも自社および他社の商品を含めてEC販売を開始いたしました。
スタート2ヶ月目には、月商で100万円〜150万円程ありました。
この記事を読むことで、右も左も分からない初心者の貴方でも商品を企画・製造・販売できるようになります。
商品ネーミング、パッケージデザインの構成、販売方法なども含めて全て情報提供します。
企画・製造実績の紹介
弊社自身、これまで3つの自社商品を開発しております。
先ずは商品名とともに弊社の製造した商品を紹介する。
①2021年【CBDサプリメント】ネルカンナ
②2022年【目にしみない洗顔料】A$CE
③2023年【炭酸パック】あわぱんだ AWAPANDA
それぞれ最初の企画時に3桁万円以上の製造コストをかけています。
※中国産で作る企業も多いですが、弊社の化粧品商品は全て【MADE IN JAPAN】です。
CBDに関しては、国産を謳うものは存在しません。
日本では生産が禁止されているので、海外を経由、国内の検査機関や麻取などの経由が必須です。
CBDの国産を謳うと捕まります。
ネット通販でバズる、売れるとされる商品の特徴とはなんなのか?
さて、この記事の読者の方に質問です。
ネット通販で売れる商品の特徴はいくつか指摘されているのですが、思いつきますでしょうか?
30秒だけでいいので考えてみて下さい。
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どうでしたか?
ネット通販で売れる商品の特徴として
①その商品の謳い文句を消費者は実感できるのか?
②パッケージの商品らしさはあるのか?
などが主にあげられます。
先ずは
謳い文句を消費者が実感できる商品か?
①【垢すり系の商品】
垢すり系商品の中には、垢はそこまで出ていないのですが出ているように、擦っているとジェルが垢のようにポロポロしてくるという感じで設計がされているものもあります。
そうすることで、消費者の方は「うわっ!!凄い!!」と思いますよね?
なぜなら、「垢が出ます。」と謳っている通りに消費者に実感させることができているからです。
これがクチコミを作るため、売れる商品には謳い文句を実感させるような工夫が必要とされています。
もし、「めちゃくちゃ美味い!!」と謳っている商品が美味しくなかったら、貴方はそれをリピートしませんよね?
友達や知り合いにも紹介しないはずです。
②【便が沢山、出ます系の商品】
便が沢山出る系の商品では、食物繊維なのか何かは不明ですが消費者の方がそういう風に感じる工夫がされているそうです。
最初は乾燥していて小さいが、お腹の中で水分と共に膨らんで、量が増えるとか。
そういう工夫により、消費者にとって謳い文句通りの主張を実感してもらう。
「それって胡散臭くない?」と思う方がいるでしょう。
僕もそう思います。
ただ、そういう誤認させるような商品を作らなければ良いです。
謳い文句は自由に考えられますので。
弊社の【目にしみにくい洗顔料】というのは眼への刺激がある成分を取り除いて配合した商品で、本当に染みることが少ないのでクチコミでも『本当に目にしみません』と書かれることが多いです。
というわけで、売れる商品の特徴
【謳い文句に近い実感を感じさせることができるか?】
の解説でした。
続いては
パッケージの商品らしさはあるか?
パッケージの商品らしさとは
「消費者の方がひと目みて何の商品かが分かるか?」ということです。
パッケージ制作はかなり商品開発において重要な要素です。
弊社のこれまでのPB商品の経験上でも数字上、明らかに差が生まれています。
パッケージ制作とネーミングには、長い時間をかけても良いです。
いや、寧ろ、しっかりと練りに練って作り込むべきです。
弊社商品の炭酸パック【あわぱんだ】では、ネーミング〜商品パッケージのデザイン作成でほぼ1年費やしています。
その甲斐もあってか、国内での販売だけでなく海外輸出の話もあります。
ドラッグストアなどへ商品を並べる際に必要なことや海外輸出に関することも、後半で記事にしますので気になる方は読んでみて下さい。
私自身、薬剤師としては珍しく色々なビジネスに手を出した経験があるので独立志望の若い薬剤師の方やPB商品を作りたい調剤薬局様から商品開発における相談などを受けることもあります。
そのエピソードに関しても順を追って紹介はします。
勉強になると思いますので是非、読んでください。
商品パッケージを作る際には、【らしさ】を重視して欲しいです。
なぜ、商品らしさがパッケージに必要なのか?
基本的に、商品らしさがパッケージにある方が宣伝広告費用が安く抑えることができます。
弊社の商品として、物は良いのは国内で売れにくかった商品が1つあります。
該当商品は現在、海外輸出向けをメインにする予定なのですが、商品らしさがないパッケージデザインであったために広告費がかかりました。
目立つ ←→ 商品らしさ
この上記のパッケージデザインは基本的に反比例する傾向にあります。
目立つ商品は、店頭に並ぶと目立ちはしますが、ひと目みて何かを分かりにくくなってしまいます。
逆に商品らしさは、埋もれてしまう可能性もありますがひと目で何かを解りやすかったりします。
個人や中小企業様であれば、広告宣伝費にTVCMやらガンガンお金をかける資本はないと思います。
なので、広告宣伝費を抑えながら販売促進ができるパッケージデザインである【らしさ】を目指してみて下さい。
それでは、弊社の実例を踏まえて紹介しますね。
実例を交えたパッケージデザインの大切さを紹介
弊社の【目にしみない洗顔料】
この商品パッケージを見て、何かわかりますか?
絶対にわからないですよね(笑)
これ、知り合いの方とデザインを考えたのですが、当時、僕自身がPOKERにびっくりすぐらいにハマっていたこともあり、「トランプ入れたら、海外勢にも受けるんじゃね?」とかいう甘っちょろい考えて作ったデザインなんですよね。
※僕はハマると極めるまでやりこんでしまう性分なんです・・・
今、思うと商品自体は国産の老舗化粧品会社様と作ったので非常に良かったのに「勿体ない事をしたな」という感じです。
こんな甘い考えに3桁万円も払ってますからね・・・
こういう商品は広告宣伝費をかけないとかなり厳しいです。
どちらかというと国内向けというよりも海外にウケそうなデザインですよね。
なので、現在では輸出メインに移行しています。
そして、パッケージデザイン学やらを取り入れて情報収集も含めて、プロのデザイナーの方にも関わって頂いて作った商品がこちら
これは「時間(1年)をかけたこともあり、良いものができたな。」と確信がありました。
しかも、当初のデザインは全然これじゃないんですよ。
※後に紹介します。
スタートからこれに至るまでのデザイン変遷もこの記事で紹介します。
それぐらいパッケージデザインだけで売上規模や売りやすさは確実に変わります。
なので、昔の僕みたいにパッケージデザインを安易に決定しない方がいいです。
パッケージデザインを考えるうえで大切なことは?
それでは、パッケージデザインを考えるうえで「じゃあ、どうしたらいいの?」となると思いますので軽く紹介します。
無料記事でも読める範囲に入れますので、読んでみて下さい。
売れやすいパッケージデザインを作るための法則
メ・リ・コの法則
メ=目立つ!
リ=理解できる!
コ=好感がもてる!
これは、経営コンサルタントの【伊吹卓さん】という方が提唱したパッケージデザインに関する法則です。
普通の方はご存じないと思うのですが、この方は【アサヒスーパードライ】などのビールのパッケージデザインをコンサルされている方です。
弊社の商品【あわぱんだ】では、こちらの法則も取り込んでいます。
ロゴやデザインの世界は勉強すると非常に面白いです。
普段、何気なくみている世界はプロによって作り込まれているもので違和感なく脳に情報として入ってくるようにされていることが理解できます。
例えば、
・ガソリンスタンドのシェル
・不二家のロゴ
・タバコのピース
・タバコのラッキーストライク
これらは1人の人物(レイモンド・ローウィ)の手によってデザインが作られています。
コンビニ並んでいる商品もパッケージデザインは非常に作り込まれています。
資生堂様などでは社内にデザインの部門が設けられている程です。
パッケージデザインには、ブランドマネジメントとしての役割がある。
商品パッケージデザインには、ブランドイメージとしての価値もあります。
例えば、ポカリスエット。
ポカリには、ロゴとして必ず【波】が入っています。
これが商品パッケージとしてのブランドになりますよね。
商品パッケージの役割
①ブランド価値の創造
これは上記のデザインなどが挙げられます。
他にも、こういう形状のペットボトルは炭酸飲料のイメージがないでしょうか?
※これは【ペタロイド形状】と呼ばれる炭酸による内圧などでペットボトルが変形しないようにするために利用される商品パッケージ構造です。
結果的にですが、炭酸飲料にはこの形状が用いられて炭酸飲料のイメージがつく。
②短時間での商品情報の伝達
広告宣伝費を抑えながら、マーケティングができる。
③消費者との時間経過によるコミュニケーション、情緒的、経験的価値の創造
キットカットは受験のイメージがあると思います。
ポカリスエットであれば、学生の部活などの学生生活。
これらは、ブランド価値の創造と共に時間経過により経験的価値を付加することで継続して購入してくれる層を生み出すことができます。
プレゼントには◯◯なども同様に。
売れる商品パッケージに用いられる【脳の半球優位性】
売れる商品パッケージには、デザイン工学が用いられているケースがあります。
これは大手の商品でも用いられることもあります。
例えば、上の2種類の商品があったとした場合、あなたはどちらが頭にすんなりと入ってきますか?
恐らく、上のデザインの方がすんなりと情報が入ってきたはずです。
これは脳の情報処理に関する【脳の半球優位性】に影響を受けているためです。
人の脳は
・右眼から得た情報は左脳で処理します。
・左眼から得た情報は右脳で処理します。
続いて
人の左脳は文字を処理するのが得意です。
人の右脳は図を処理するのが得意です。
ということは、左に絵や図があって、右に文字があるパッケージデザインが1番、すんなりと脳に入ってきます。
しかし、絶対的にこうした方が良いというわけではないです。
逆になると多少の違和感を感じやすくなりますが、それを利用するというデザインを使う企業もあります。
ここは、各々の希望するデザインと合わせて作ってもらえれば良いと思います。
どっちにしたら良いかわからないという方は、弊社みたいに左右対称のデザインにしてみるのも一つの手です。
多くの企業が定期的にデザインのリニューアルを行うが、失敗することも
定期的に、商品パッケージにデザインリニューアルがありますよね?
例えば、近年だと【meiji】さんの【The chocolate】とか
まさかのデザインリニューアルで「微妙」と騒がれたことがSNSでありました
しっかりとカカオのイラストだけは残して、商品パッケージデザインとしてのブランドイメージは残していますが、その他のリニューアル点が意外と消費者の方にウケなかったようです。
ただ、話題にはなっていたのでマーケティング的にはメリットもあったかもしれない。
他にも、有名どころは【トロピカーナ】
このリニューアルでは、かなり売上に影響が出たらしく直ぐに元に戻されたそうです。
それぐらい、パッケージデザインというのは消費者の方や売上に影響をもたらします。
なので、僕は何度も言ってましたが安直に商品パッケージデザインを決めない方がいいです。
売れる商品パッケージかどうかの評価基準
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