選手交代|IN:楽観・OUT:不安
最近このnoteは「はじめての結婚式余興・準備記録」と化している。
いつも読んでくださっている方から「またか!」との声も聞こえてきそうだが、本番は明後日だ。
最後まで温かく見守っていただけたら嬉しい。
昨日は「おいおい、こんなに準備することが多くて間に合うのかよ!やばい!不安しかない!」と、四六時中心臓をきゅっと余興に握られた感覚でいた。
やるべきことを紙に書き出し「余興のあれこれは明日まとめて準備する!」と決めて、仕事に専念したのであった。
そして迎えた「明日」つまり今日だが、結論からいおう。
まったく準備進んでいない!!
∽∽∽
クライアントからの相次ぐ修正依頼。
さらに当初の契約とは異なる依頼のすり合わせ。
しかも、どれもこれも「急ぎで」の注釈つき。
おいおい、こっちも別件で急いでいるのよ…。
仕方がないので今日も今日とてカタカタ仕事をしていたらあっという間に日が暮れた。
スーパーとドラッグストアがまだ営業しているあいだに、買いものだけは行っておかねば。
散歩も兼ねて徒歩でスーパーに向かう。
BGMは大好きなジョン・ウィックのサントラだ。
必殺仕事人ジョン・ウィック。
…なぜだろう。
外に出た開放感なのか、ジョン・ウィックのBGMのせいなのか、妙な昂揚感をおぼえる。
「なんとかなるのよ、なんとか」
おぉっとこれは危険なスメル。
たしかに、なんとかはなるのよ。
ただ「なんとかなる」が発動する状況というのは、総じてあまり芳しくない。
つまり今わたしは芳しくない。
しかし一定の「芳しくないレベル」に到達してしまったため、「なんとかなる楽観アラート」が発動してしまった。
余興ははじめてだけど、出しもの自体は慣れたことだから、まあ最悪なんとかなるっしょ。
もう「最悪」なんとかなるとつぶやいてしまっているではないか。
やめとけ、その楽観。
お前はジョン・ウィックではないぞ。
準備しないと、なんともならんて…!
明日お前はこうわめく羽目になるぞ。
「どうして昨日から準備しておかなかったのだ!」と。
さらに忘れものもするぞ。このままだと。
不安よ、please come back.
楽観よ、get out, right now.
ドラッグストアに到着し、ひとまずストッキングと「ソルマック サキノミ」だけは入手できた。1ミッションクリア。
たったひとつミッションをクリアできた満足感から「自分へのご褒美」として本屋さんに寄り道し、ヤングジャンプとボディビル雑誌を20分ほど立ち読みしてしまった。
本当にたわけとしか言いようがない。
∽∽∽
残念なことに、わたしはマルチタスクが苦手ときている。
今、わたしの手元にはこちらでボールを持ったままの仕事が1件ある。
その仕事を終えないことには、余興の準備に取りかかれない。
もし余興の準備に取りかかったとしても、仕事がちらついて集中できない自分がみえているから。
したがって、余興の準備は明日の自分に懸けることにした。
なお明日は前泊で現地入りしなければならないため、準備できるデッドラインが決まっている。
ふぅー!!ヒリヒリすっぞ!!
…とはならない。
緊張しすぎて今晩眠れない気がする。
ここに来てまた不安がこんにちは。
なんとかなるのか、余興。
どうにかできるのか、自分。
芳しくないこの状況、逆転できますように。
必殺仕事人ジョン・ウィックのようにね。
今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたが最近ヒリついたできごとは、なんですか?
どうやって乗り越えましたか?