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8年前の推しに勇気づけられている
なぜだろう。
最近のわたしは無性に勇気づけられたい。
ちょうどオリンピックは最適なコンテンツだ。
とはいえオリンピックを流していると見入ってしまって仕事が進まない。
また夏から秋にかけてはボディビルも大会シーズンだ。
推しビルダーの動画を巡回し、その勇姿を目に焼き付けている。
そういえばいつからかYouTubeでチャンネル内動画を「古い順」に再生できるようになった。
試しに推しビルダーの動画を古い順に並べ替えてみると、最初は30秒とか、3分とか、短い動画が多い。
息抜きにはちょうどよい長さだ。
わたしがチャンネル登録して動画を追いかけはじめたのは3、4年前。
もっとも古い動画は8年前の投稿だった。
当時のiPhoneで撮影されているため画質は高くないし、編集もほぼされていない。最初の決めゼリフもトークもたどたどしい。
なにより、表情も自信なさげで目に光がないように感じられた。
仕事もお金もなくシンプルにしんどい時期だったはずだから頷ける。
最初の何本かみただけでなんだか泣きそうになってしまった。
1年も経つとそれなりに編集がくわわり、トークも様になってくる。
体もどんどんでかくなっているからか、より堂々としてみえる。
と、再生したのはまだ約1年分なわけだが、このあとさらに引っ越したり、大会に出たり、ケガをしたりといった変化があることをわたしは知っている。
動画の更新頻度が少ない時期もあるけれど、わたしはそれも人間らしくて自然だと思う。
∽∽∽
彼に関してはYouTube動画を通じて、切り取られ、つくられた一面しか知らない。
けれどもやっぱり8年前YouTubeを始めたての頃と今とでは明らかな差があるわけで。
動画に映る彼しかわたしは知らないが、動画の彼の変遷だけでも勝手に勇気づけられ、感動してしまった。
感動しているばかりではいけない。
わたしもがんばらねば。
今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたを勇気づけてくれる人は誰ですか?