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楽しんでお金を使った1年間

我が家は、というかわたしは、この時代に未だに現金決済主義である。
クレジットカードを使わなくてもよいのならできるだけ使いたくないし、なんとかペイの類は一切使っていない。
スーパーやコンビニやドラッグストアが現金決済を受けつけなくなったとき、わたしもキャッシュレス決済へ移行するのだろう。

キャッシュレス決済はお金が「ある」と錯覚するし、お金を使ってい「ない」と錯覚する。
だらしないわたしがキャッシュレス決済メインになったらみるみるうちに銀行の残高が減っていくだろう。
管理できないものは持ちたくない。
現金ですらつい使いすぎてしまうというのに。

そういうわけで月に1度、家計簿とにらめっこする時間がある。
Excelを使って1年1ブックで記録しているのだが、この1年がもう終わるので1年間の収支を眺めるとともに来年のブックを用意した。

2024年は出費が増えた。
明らかに外出が増えた。本当にコロナ禍は終わったんだなと感じる。
昨年までは出かけるといっても帰省するか、映画館か、年に2回ほどボディビルの大会に行くか、ぐらいだった。
何なら実家から「帰ってくるな」と帰省をお断りされた時期もある。

けれども今年は数年ぶりに夫婦で旅行にも行ったし、友人の結婚式もあったし、イベントで遠征もしたし、友人が遊びに来てくれたから旅費には足りないけれどおもてなしでお金を使った。
そして数ヵ月後にはまた結婚式にお呼ばれしている。

たしかに出費は多かったけれども、どれもよい使い方だった。
自分たちの「これから」のお金のことはなかなかじっくり話し合えていないから、年末年始あたりにで1回ちゃんと話しておいたほうがいいな、とは思う。
ぼちぼち将来のこともちょっとは考えないといけない。

だけど、だからといって今ケチケチしたくない。

∽∽∽

そう、ついさっき、ダウンを買い替えようとネットサーフィンしていたら、「ユニクロのダウンで高見えコーデ」といったサイトを目にした。

…世の中には「高いものを着ています」あるいは「この服は安くはありません」とアピールしたい人たちがいるらしい。
そりゃあたしかに3,000円で買ったTシャツが5,000円にみえたら嫌な気分はしないけれども、3,000円で買ったTシャツが3,000円にみえても、わたしは何とも思わない。
「いつも同じ服だね」といわれるのも平気だし「その服まだ着とんの?」はよく母や妹から言われる。
アウターでもないのに10年以上着ている服もわりとある。
なんなら下着と穴の空いていない靴下とハンカチは買い替え時がわからない。

洋服に多少の興味はあっても、お金をつぎ込むほどの興味はないし、高い服を着たいとも思わない。ブランドバッグやブランドウォッチを持ちたいとも思わない。

それなら遠方でおこなわれるボディビルの大会の遠征費用に使いたい。
フランスに住む中学時代の友人が帰省で戻ってくるのを待つだけじゃなく、自分から会いに行きたい。
長く旅行に行っていない両親を温泉にでも連れて行ってあげたいし、「そんなの行きたくない」というのなら母の日や父の日、誕生日においしいものを贈りたい。
そういうことには、あんまり金額を気にせずにお金を使いたいと思う。

将来のためにお金を貯めていくのもだいじだけど、今を楽しく過ごすためにお金を使っていくこともだいじなんだ、きっと。
使いたいなら、稼ぐのみ。
2025年、どう稼いでいこうかな。

…あ、みなさん、メリークリスマス!



今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたは何にお金を使っていきたいですか?

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