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わたしを正当化し証明するわたし

雨が続いたせいなのか何なのか知らないが、まーたやる気を喪失していて困っている。天気のせいもあるだろうし、月末にちょっとがんばりすぎちゃうがために、月末のがんばり具合に応じた反動が月初にやってくることが少しずつわかってきた。
そして、やる気が出ないときはしょうもない思考しか浮かんでこないのが相場で、やる気が出なくて「困る」というのは、なかなか自分はまじめな人間だと思ったわけである。

まじめなわたしは「やる気が出ないなんておかしい」と心のどこかで自分を高く見積もっているはずだ。だからやる気が出ない自分にイライラするし、もやもやもする。

天気の悪さや月末のがんばりを引き合いに出してやる気の出ない自分を正当化しようとする。結局「月初だから仕方がないよね」と言い訳を言い聞かせてやり過ごす。しかし言い聞かせちゃっているもんだから、また月初になるとやる気が出ない自分を証明しようとしてしまう。
(ただ、朝に関しては話は別で、エンジンがかかっていないのがデフォルトらしい)

…精神科医の名越康文先生のYouTubeを聴いていて腹落ちしたことだ。いくつかの動画を観ただけだけど、自分って本当にしょうもないなと諦めがつく感覚を得られた気がした。

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できなくて落ち込むのは「自分はできる」と思っているから。
そして本当は善も悪もないのだけれども、人はみな自分の「善」に沿って生きている。できなかったとき、善を成せなかったとき、自分を正当化しようとすることがある。(いきすぎた正当化は犯罪にもつながる。)

「自分は◯◯な人間だ」と思えば、自分はそれを証明しようとする。だから「自分は怠け者だ」と思えば怠け者の自分を証明しようとする。
でも「今、自分は怠けている」と気づくことはとてもだいじ。気づけば対応を変えられる。もしも自分にひどい言葉をかけていたら、深呼吸してみる、散歩する、体を動かす、シャワーを浴びる…自分いじめをいったん止める。1勝99敗でもいい。100回に1回でも「いつものパターン」を止められれば、心身は変わりはじめる。

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怠け者の自分を変えたい=がんばりたい
だから、まずは心地よくがんばれている状態、がんばった先にある理想の自分を描くことに注力してみる。思い描いた自分にわくわくできたとき、またがんばりはじめたらいい。

…名越先生のYouTube、ある程度自己対話ができる人、自分を俯瞰してみられる人なら興味深く聴けると思うし、楽に生きるヒントが得られるはず。



今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたが日々証明していることはなんですか?

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