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よく読んでよく呑みよく寝るお正月

ちょうど1年前の今日のわたしは「今年やりたい10のこと」をnoteに書いていた。
目標や希望を「10のこと」などとパッケージングして公表することが苦手なので、正直ちょっと驚いた。
酒でも呑んでよい気分だったのだろう。

過去に自分が書いた文章を読むのは、なんともいえない気まずさを感じる。スベっている友人をみるときのような気まずさだ。今自分がスベっているわけではないのになぜか自分が恥ずかしくなり、場の白けた雰囲気に気まずくなり、「もうええでしょう」と目をつぶりたくなる。

それでも1年前の自分が掲げた「2024年にやりたい10のこと」をすべて読んだ。ボディビルの大会に行くとか、ライブに行くとか、意外にも10のうち7つか8つは2024年のうちに本当に実現できたものだった。
とはいえ2月か3月にはすでにそんなお題目を掲げたことも忘れていた。
だから「自分の欲求に従って行動してきたら自然と達成できていた」と表現するほうが適切で、1年間わたしの趣味も興味も変わらなかったといえる。

そして2025年の「やりたいこと」はまだ白紙である。

白紙といってもたぶん、ペンを執ればいくらかはほいほい書ける程度には温まっているものもある。
だけどその、ペンを執るのも、大晦日・元日・今日ぐらいは休んでもいいんじゃないの?とも思っている。

∽∽∽

大晦日に実家に戻ってきたわたしは、この3日間で3ヵ月分ぐらいしゃべり、積読から数冊選んで持ってきた文庫本を読みあさりつつ姪っ子とゲームをして家族と酒を呑み、ゲラゲラ笑い、スコン!と眠りにつく生活を送っている。

昨日などは疲れることを一切していないのに12時間ぐらい眠った。揃いも揃って人混み嫌いの我々家族。初詣に行こうとかどこかに行こうなどとも、誰も言い出さない。

11月12月と本当によく働いたのだから、わたしもわたしでお正月の数日ぐらいだらだらしたってよいだろうと自分を甘やかしている。

そして、どっちみち実家滞在中は本を読んで姪っ子とゲームをして家族としゃべって酒を呑み、ちょろっと母親の手伝いをするので忙しいのだ。
早々に目標を立てたところで実現に向かって行動をはじめるのは正月明けである。急ぐことはない。
むしろ何も考えない、頭をからっぽにする時間を今は全力で楽しみたい。

日頃仕事のことばかり考えている緊張感から解き放たれ、実家という完全なるホームでリラックスしきり、頭も心もほぐれたところで今年の目標なるものをペンを執ってどこかにまとめたそのとき、もし酒を呑んで気分でもよければまたnoteにも書いてみるなどするのだろう。

とりあえず、今夜も夜な夜な呑みながら読書とゲームを楽しみます。



今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたの2025年の目標はなんですか?

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