休職徒然日記10月29日:読んだ本の話

原田マハさんの「本日は、お日柄もよく」無事読み切りました！！！
そして、ちゃんと図書館にて返却ができました。
えらい！！！！！！
あと後半怒涛で熱くて
どんどん読み進めてしまったというのもある。

平凡に過ごしていたOL女性がスピーチライターになるお話。
スピーチライターとは日本ではあまり馴染がないそうですが、
政治家や会社の社長になどが答弁や挨拶などの、文章を作成するお仕事。
言葉のもつ力をめちゃくちゃ感じる作品です。
主人公がスピーチライターを目指すきっかけになったのは、幼馴染の結婚式に参列をし、その時のお祝いのスピーチを聞いたことによるもので、
そこからどんどん怒涛な展開が待っております。

来週結婚をする友人が
この作品のスピーチがとても素敵で…とこの本を昔勧められて、
当時言われたスピーチ部分のところは読んでいたんですが、
途中で力尽きてしまい、最後まで読めずでした。
それが今回は読み切りました！やった。
後半の物語のスピード感がすごくって、熱くて泣いてしまった…。
政治家の選挙演説の文章をつくるみたいな展開が出てきて、
めちゃくちゃタイムリーだなと思いながら、読めました。
選挙行くにあたり、各候補者の演説をYOUTUBEで観たりしていたので、
ほんとタイムリーだった。

選挙演説作成で対立政党と闘うという展開などがあり、
一瞬読んでいて、ジャンプ漫画読んでる感覚もありました。
こんなに丁寧な文体で優しい表現をしているのに、本当に熱くて…。
不思議な感覚でありました。

それと同時に主人公が羨ましいと思ってしまったり。
こんな感じに命を懸けて、仕事ができたなら
誰か才能を見初めてくれる人がいたなら…
と休職中の私は、思わずにいられませんでした。