あるがままの自分で生きる
岩田真理さんの本を本を読んでいる。
岩田さんの森田療法にたいする考えは
柔軟で柔らかい。
神経質の悩みは「あるがまま」を否定することから
始まる。自分の感じる不安や苦しみをあっては
ならないことだと取り除こうとすることから
始まる。
小さいころ「あるがまま」を否定されて育った。
いつも母さんの顔色を見ながら生きていたと思う。
嫌なことを思うこと、イライラすること。
嫉妬したり、憎しみを持つこと。
人間にとって自然な感情を隠して生きてきた。
そうしなければ生きて行けなかったように思う。
神経症の症状はそうした「はからい」から
うまれる。
でも、「はからい」は私自身を守ってきた。
ありのままでよい。あるがままでよい。
それはとても難しいことだけど
「ああ。今自分はこう感じているのだな」
と感じるだけでよいのだという。
そこに善悪の判断は入れてはならない。
どんな感情も「それでよい」
と受け入れることだ。
さて、今日美容院で隣の40歳くらいの
男性と話をした。彼は何と私を呼ぶとき
「お母さんは…」というのだ。
私は君の母さんではないよ。とかなりの
ショックを受けた。
自分で言うのもなんだけど
私は年齢より若く見える。
よし、5キロ痩せてやるぞ!
あるがままとは難しいものだ。