強迫性障害働きにでるってよ➁
「主人の仕事が気になってしかたない」
この強迫観念に苦しめられて半年。よく考えて見ると
タフで、あり得ないくらい前向きな主人は何とかやってる。
でも主人が帰ってくる時間になると過呼吸になっていた。
もうしんどくて死にそうだった。
巻き込み行為で家族は崩壊寸前だった。
森田療法を始めて、集談会に参加して、とうとう教会に
まで行ってとにかく行動して見た。
森田では「気分本位」になることではなく
「行動本位」であることをよしとする。
つまりどんなに辛い気分の中にあったとしても
手を動かして自分の出来ることに手を付けていく。
そうしたら意識は手先に移り自然と苦しみから
抜けてくるというわけ。
強迫性障害の人は感情が流れない。
一つの事をずっと考え続ける。
それはすごくエネルギーのいることで
普通の人はそんなことできないらしい。
強迫性障害のひとはたいていエネルギッシュで
身体が丈夫だ。
だけどエネルギーを使う方向を間違っている。
森田では「生の欲望」といって
「あれがしたい!これがしたい!」
という自分のワクワクする方向に
そのエネルギーを使うといいらしい。
そしたらいつの間にか強迫性障害の症状から解放される.
カウンセラーに「頭だけで生きている。現実の世界を生きて。」
って言われた。
本当に私は私の作った観念(悪夢)の世界にいきていた。
夢から覚めたい。私の作った観念を壊したい。
そして現実の悩みを悩みたい。
観念の世界で悩むのはもう嫌だと思う。