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kouga_yun
とりあえず手が痛い。
手が痛い。
朝から子ども食堂でお弁当作りの手伝い。
大好きなkちゃんと更年期の話題で盛り上がる。
私よりちょっと年上のkちゃんが
「手が痛い」という。
そういえば私も最近手が痛い…。
実は介護初任者研修を受けて(まだ一回目)
私は絶好調だった。
「よし!これで自立だあああ」
と。私の家事スキルは無駄に高い。
あとそれくらいしかスキルがない。
そこにかけていた私の手が痛いのだ。
私の中の強迫太郎が囁く…。
「手が痛い→多分難病→やはり自立できない
→強迫性障害悪化」
ああああ…。やっぱり私の人生は
強迫太郎に支配されているのだろうか。
痛いよお。手が痛い。
暗い気持ちで病院に行く。医師が一言。
「使いすぎですね。少し休ませてください。」
やはり私は丈夫だ。頭はかなりおかしい
が身体は丈夫だ。強迫性障害の人は身体が丈夫らしい。
丈夫で健康でエネルギッシュだから強迫行為
ができる。森田療法では「不安のまま手をだす」
ということをとても大切にする。
手を出し行動することで手に意識を移し
一つの不安に固着した心を流す。
この世界のすべての物が移ろい変化する。
その流れに乗って生きるのだ。
しかし、今回はいろいろなものに手を出しすぎた。
とりあえず手が痛い。