病なのだろうか。
どこからが病気といえるのか。
森田理論では病気とは言わない。
症状という。
不安に囚われた時、その不安を取り除こうと
強迫行為をする。その行為によってますます
不安に囚われる。
不安に囚われた時は、一旦その不安を取り除くことを
諦める。そうすれば最も早くその不安から逃れる事
ができる。神経症者はその不安の扱いを誤っている。
その結果、さまざまな症状と言われるものに苦しむ。
「囚われる」のだ。
しかし、考えて見ると誰も自分の意識から外にでることは
できない。
大なり小なり何等かの思想に囚われている。
生きづらさの根柢に病があるといったが、
一体私は病んでいるのだろうか。
薬を飲めば日常生活は不安が少なくそれなりに
まわる。家事もできる。
私は病気なのか。正気なのか。
わからないのでわからないまま生きることとする。
それがわたしのありのままだ。
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