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フィレンツェの街角〜面白い落書き〜

1ヶ月ちょっとのフィレンツェ滞在、ローマとボローニャ&ラヴェンナへいく以外は特に予定しておらず、「時間がたっぷりあるだろう」ってことで水彩画を描けるように準備していっていた

夕方Novellaの帰りを絵を描きながら待つ

実は絵は不得意(笑 美大卒なのに? と言われそうだが「デッサンが苦手」で特に「石膏像」を描くとどうしても自分の顔に似てしまうという珍現象・・・(笑

それでも「描くこと」は嫌いではないので気が向くと描く

この絵はNovellaに頼まれて描いた愛犬たちの絵

左)Quelida/ボクサー犬 右)Dylan/ラブラドール犬

で、私の水彩画から始まってしまったが「アート」繋がりで、フィレンツェの街角で見かけた「面白い落書き」いや「ウォールアート」というべき?を(この投稿では「落書き」と書かせてもらおう)


☆さすが、芸術の都「フィレンツェ」?


先に伝えておくと今回フィレンツェ以外にローマ、ボローニャ、ラヴェンナ、トリノを訪れたが訪れた場所を含めてもフィレンツェが「落書き」に出会う確率ダントツのトップだった

街が「ぎゅっ」と集められた感じだから?
とにかく目につく

◆紙を突き破る指

これは何かの扉(日本で例えるならガスメーターとかありそうな壁の空間)にあった落書き

直接描いたのではなくシートを貼られているようだ

単なる落書きではない「アート」なのが面白い

◆口から何かを出す男

換気口の上に描かれた男児?男性?と思しき落書きはなにやら口から出している

口から出しているのではなく食べている??
もしかしたら目と口は他の人が描き足したのかもしれない

「あるもの」を利用して落書きすることでイメージを膨らまさせるのが面白い

◆ラブレターを届ける郵便屋さん

こっちは標識の落書き(怒られないのか?)

よく見ると白い部分にハートが描かれている
ラビレターを抱える郵便局員に見える

描いてあるのではなく貼ってある

◆無駄にリアルなフルーツ

次はシャッターに描かれた無駄にリアルなアボガドとザクロ
これは落書きでなくお店が自分たちで描いてるのだと思うが

種の部分の立体感よ
ザクロはちょっと手抜き感が・・・笑

◆色っぽい視線のお姉さん

ちょっと色っぽくくこちらを見る女性

下の灰色の部分にはワニ??膝に絆創膏貼ってる(笑

お姉さんがかぶっているのは月桂樹の冠か?

◆シルクハットのスーパーウーマン?

多分、「S」の部分は後から誰かが描き足したんじゃないかなと思われる
周囲の落書きが賑やかだ

◆女性かな?

ステンシルの落書き、多分女性かな

とまぁ、フィレンツェの街角にはたくさんの落書きがあるので見つける度に撮っているとキリがないほど 

でも「単なる落書きじゃないところ」はさすが「芸術の都」フィレンツェ
どれもが「アート」で「へのへのもへじ」ではない

☆おまけ


目につかなかっただけなのか、本当に数が少ないのかわからないが、フィレンツェ以外で撮った落書きは2枚だけ

◆ローマにて

右下「LIFE IN A BUBBLE」って直訳の意味でいいのかな?

◆ラヴェンナにて

胸にちらっと「S」が見える

☆レオナルド・ダ・ヴィンチにミケランジェロに。。。


イタリア、とりわけフィレンツェはパリに並ぶ「芸術の都」「ルネサンスの発祥の地」数多くの名作がたくさんある

「見ておきたい」「見ておくべき」芸術作品がたくさんあって忙しいかと思うが、街中にある「アート」に着目して散策するのも案外楽しい

美術館・博物館に「お腹いっぱい」になった時は、ちょっとリフレッシュに散策しながら出会った「落書」に込められたメッセージを読み取ってみるのも面白いと思う


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