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最終目的地:フィレンツェへ①
知人K氏と3泊4日のイタリア国内旅行はボローニャ→ラヴェンナ→フィレンツェの旅程だった
私が1ヶ月ほどフィレンツェに滞在しているのでジュネーブに長期出張中のK氏が「フィレンツェに訪ねて行きたい」と言ったのが始まり
ただ、フィレンツェに来られても私の滞在先は中心地から離れているので行き来が大変
私自身がこの滞在中にローマとラヴェンナへ行きたいと思っていたので「私がラヴェンナへ行くのに合わせてなら」ということで前述の旅程となった
K氏はジュネーブから空路のある「ボローニャ」で集合して、フィレンツェから帰ることに
そして、最終目的地のフィレンツェに3日目の昼過ぎ(昼前到着の予定がボローニャでの接続でちょっと遅れた)
夕飯を一緒にとると私の帰りのバスが無くなるかもしれないし、翌日また出てくるのも面倒なので私も宿をとった フィレンツェにくると常宿にしているホテルなので久しぶりに泊まってみたかったし
フィレンツェのホテルの紹介はこちらを参照
☆落ち着くわ〜、フィレンツェ
この時も全然知らなかったが、前日フィレンツェあたりは豪雨だったらしい
私たちが到着した時は雨上がりで青空も見え、雨に光る石畳が綺麗だった
◆Basilica di Santa Maria Novella(バジリカ・サンタ・マリア・ノヴェッラ/サンタ・マリア・ノヴェッラ教会)
フィレンツェに着いたら出迎えてくれるのがサンタ・マリア・ノヴェッラ教会だ
中央駅の目と鼻の先にある
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15世紀にドメニコ会修道士が建てた教会
中に入ったのはいつのことだろう、内部にはゴシック時代やルネッサンス時代の巨匠が手がけたフレスコ画がある
コスメが好きな人なら「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」が思い浮かぶかもしれない この滞在中、3度もサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局に足を運ぶことになってしまったのだが、その時の話はこちらを参照
◆人生初の海外、住んだのがフィレンツェだった
1995年に初めてイタリアに来た 海外自体が初めてなのに「完全個人旅行」
ありがたいことに航空券の予約、語学学校の手配はイタリア語の恩師が手伝ってくれた
しかも日本から姉が最初の1週間同行してくれた(英語が話せるという理由で母が頼んだの)姉とは日本からローマ入りしてフィレンツェのホームステイ先の確認までしてもらい、フィレンツェで別れたんだっけか?覚えていない
とにかく、初めての海外&ホームステイがフィレンツェで翌年もフィレンツェ、その後長期留学の時は半年シエナにいたが、「やっぱりフィレンツェがいい」と残りの3ヶ月ちょっとをフィレンツェで過ごした
だから、私にとって「フィレンツェは落ち着く」のだ
見慣れた景色にホッとする
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フィレンツェなら地図なしでも歩けるし、K氏が行きたいところあっても案内できる 飲食店だって幾つか知っている場所があるので「おまかせあれ」なのだ(笑
まずは「ウフィッツィ美術館へ行きたい」というので、美術館へ向かって歩く
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◆Fontana del Porcellino(フォンターナ・デル・ポルチェッリーノ/イノシシの噴水)
共和国広場の近くにある「イノシシの噴水」はご存知の方も多いだろう
フィレンツェ観光紹介の際、必ずと言っていいほど紹介されるフィレンツェのシンボルだ
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鼻を撫でると幸運が訪れる、フィレンツェに再来できる等々言われている
私自身は初めてのフィレンツェの時、フィレンツ大学留学中の太郎さんに「口の中にコインを入れ、手を離したときにコインが下の入れ物に入ればフィレンツェにまた来られる」と説明され、見事一発でコインが入って翌年またフィレンツェに来ることになったというエピソードが
◆Pizzza della Signoria(ピアッツァ・デッラ・シニョーリア/シニョーリア広場)とPalazzo Vecchio(パラッツォ・ヴェッキオ/ヴェッキオ宮殿)
こちらもフィレンツェの名所中名所(まぁ、街の中心全体が名所)
老舗カフェがテラス席を設けてのんびりしている人、ヴェッキオ宮殿に入るのに押し合いへし合いの観光客、乗客待ちの馬車等々いつも賑わっている
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◆Galleria degli Uffizi(ガッレリア・デッリ・ウフィッツィ/ウフィッツィ美術館)
ルネッサンス時代の最高傑作が数多くある建物全体が宝石箱のような美術館だ
コロナ以前、10年前でも予約しておいた方が無難だったが今はかなりの混雑のよう(ただ、曜日と時間帯によっては予約なしでもさほど待たなくても入れることもある)
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私は何度も訪れているので、美術館までK氏を案内した後は夕方まで1人の時間にさせてもらった
流石にずっと一緒の行動で少々気疲れしていた
気心知れていても、言いたいこと言っていても寝るとき以外ずっと一緒は疲れる 親友との旅行でも2日以上の場合はどこかで1日か半日の単独行動をとらせてもらっている
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☆フィレンツェを一人歩き
K氏と別れて街を一人歩き
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◆Ponte Vecchio(ポンテ・ヴェッキオ/ヴェッキオ橋)
とりあえず、ヴェッキオ橋を渡ろうと言ってみると「橋が落ちるんじゃないか」ってくらいの混雑
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これが週末ともなればさらに増える
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橋半ばからアルノ川上流方面を見ると普段から濁流の川が、雨で増量していた
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橋を渡って、さてどこへ行こうか
まだ行ってなかったのでForte di Belvedere(フォルテ・ディ・べルヴェデーレ/ベルヴェデーレ要塞)の方へ
◆アルノ川左岸地区(ベルヴェデーレ要塞からミケランジェロ広場まで)
ヴェッキオ橋を渡って右手(下流)へ行けばサント・スピリト教会やピッティ宮殿がる方面っで、私は反対の左手(上流)にある細い坂道を上がっていく
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道なりをどんどん行くと右手に見えてくるのが
◆Casa di Galileo Galilei(カーサ・ディ・ガリレオ・ガリレイ/ガリレオ・ガリレイの家)
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いうまでもない「超有名」な天文学者であり物理学者の彼の家
さらに道を上がっていく
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ベルヴェデーレ要塞は臨時休業中で入れず
私が留学していた頃は入場無料で見晴らしもよく、ミケランジェロ広場よりも人が少なくて穴場だったが、今は有料になっている
ベルヴェデーレからさらに左手の方へオリーブ林の間を走る細道を下っていく
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絵画にありそうな風景が目前に見えてくる
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一旦坂を降りきったところで、再びミケランジェロ広場方面へ坂道を上る(かなり歩いた)とフィレンツェの街が見えてきた
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坂を上りきると見える建物は
◆Abbazia di San Miniato sl Monte(アッバツィア・ディ・サン・ミニアート・アル・モンテ/サン・ミニアート・アル・モンテ教会)
丘の上にある11世紀の教会でファサードはロマネスク様式、キラキラと光って見える
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この教会には思い出があって、私が大学時代に読んだ本「デジデリオ・ラビリンス」で著者である森下典子さんが女性誌の企画で会った京都で暮らす前世を見ることのできる夫人から、「あなたの前世は15世紀のルネサンス期に活躍したフィレンツェの天才彫刻家のデジデリオ・ダ・セッティニャーノだ」と言われたことをきっかけに、イタリアのフィレンツェへ行き、自身の前世(デジデリオ)を追っていく中でサン・ミニアート・アル・モンテ教会を訪れたことが書かれていて、私も来たことがあった
◆Piazzale Michelangelo(ピアッツァーレ・ミケランジェロ/ミケランジェロ広場)
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ここからの景色は初めて訪れた時と変わらない
日本なら高層ビルの1つや2つ、いやそれ以上建ってしまっていることだろう
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さすが観光大国イタリア、花の都フィレンツェ
赤茶?オレンジ?の屋根とクリーム色の壁がモザイクのように華やかに見える
ヴェッキオ橋も左手に
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素晴らしい眺望を階段にかけてみる多くの人たち
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と、ここでK氏から美術館を見終わっってホテルに帰ったと連絡が来たので戻ることに
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ような鐘楼はサンタ・クローチェ教会、その右手同じような塔があるのはフィレンツェ国立中央図書館(入ったことはないが、恩師がよく文献探して訪れていた話を聞いた)
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ホテル近くに着く頃には夜になっていた
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K氏とホテルラウンジでアペリティーヴォをして夕食へ
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⇨⇨次回へ続く
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