【旅】 40年越しの ルーツ
あこがれの人なんです。
私の頭には常に鳴り響く声がある。
Kanebo for beautiful human life
スカンジナビア航空の提供でお送りします
今回もアンカレッジ経由で
おりえーんとふぁいなーんす
「兼高かおる世界の旅」という番組のナレーションやスポンサーの宣伝の言葉です。
1年前にこれについて熱く語ったところ、「絶対なれますよ、なったと思って過ごしていますか?もうカオルさんて呼びますね!」と、私以上に熱く返してくれた人がいました。
「それでさ、カオルさんはどう思う?」と、その人は本当に次の瞬間から私をカオルさんと呼び始めたのです。
おかげさまで私、最近ではもうすっかりカオルです。
小学校低学年の頃、こたつに乗っかって(叱られるやつ)食い入るように見つめた銀色の機体。荒い画面の向こうに広がる現実の世界。
当時、世界は冷戦真っただ中で、ソ連上空を飛ぶことはできませんでした。ヨーロッパに行くにはアラスカのアンカレッジを経由して行くものでした。
私もいつか必ずアンカレッジ経由でヨーロッパに行くのだと決めていました。残念ながら、アンカレッジ経由便は今では飛んでいません。
子供ながらに不思議なほど毎週彼女は世界の王侯貴族を訪ねていて、一体どのように生まれればそんなことが可能なのだろうと思っていました。
どうやらお金をドルに換えること、旅行に持っていける金額には制限があること、時差があること、地球は丸いから反対側から回れること、広い地球のそれぞれの場所にたくさんの暮らしがあることを学びました。
約150か国、当時あったほとんどすべての国を訪れたのに、今では国の数は約200、まだまだ言っていない国がある、というお話を晩年にされていました。まさに近現代史を体現する人物だったと思います。
まだまだずっと先でこの話をしようか、それともずっとしないでおこうかと思っていたんです。そしたら今日こちらの記事を見かけて、タイトルに二度見しました。これはもう、ここで乗っかっとかないと!という私の中の10/45(年分)にもかかわらずハバを利かせまくっている関西人が「今のっとかな~」というので、のっときます。
ありがとうございます。
放送時期なのか、地域なのかわかりませんが、私が見ていたオリエントファイナンスとカネボウのCMは見つけられませんでした。
オリエントファイナンス単体で検索してみたところ、「兼高かおる」以外の私の残りの成分が「オリエントファイナンス」で出来てた事が判明。このCMは新しいものだと思うのですが、つまり私を揺さぶるものは全部ここにあったらしいのです。
風邪ひとつひけない世界になるとは思いもしませんでしたね。子供と2人きりのシングルです。遠くても仲間や繋がりを大切に走ってきました。世の中が変わりましたが、アロマとハーブを知って次々と思いもしなかった扉が開いています。健康を翼にして、必ず世界中の友達に会いに行きます。