冷熱
設計も文章も、考えついたその瞬間はその熱に浮かされてとても素晴らしいものに思えてくる。
だけど、一日経って見てみると大したことはなかったり、見落としを見つけたりする。
だからといって、熱に浮かされるのが悪いかと言われると、その時にある熱量からしか生まれないものも間違いなくある。
なにごとも大切なのは、余裕を持って冷却して見返す時間を作ること。
そして見返す中でまた熱を吹き込んで、ゆっくり熱したり冷ましたりしながらより良い完成を目指すのだ。
短歌を作ってみるようになってから、そんなことを特に思う。