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どんなときにも許可を得る

保育教育では欠かせない、製作(制作)活動について 書いていきます


保育園 幼稚園など子どもたちが通う施設では  室内に描いた絵や作った作品を飾っています。


毎月の計画内容には,製作(制作)活動があり    どんなものを子どもたちと作り上げていくのか        ワクワクしながら活動を考えていますよね!


月の製作(制作)として季節のものなどを選び    子どもたち全員が同じものをテーマにして作り出す絵画や製作品

そして完成したものを、子どもたち自身や保護者の方に見てもらう為壁面に貼り出し飾ったりします。

皆様の現場でもされていますよね?!


さて、当たり前だと思ってしていたこと

子どもたち目線に立って考えてみて下さい


子どもたちの心の声を少しだけ聞いてみます


『先生は上手だって言ってたけど、、、     あんまり上手にできなかったんだ』

『みんなはあんな風にしているけどわたしはなんだか変だな…』

『作ったり描いたりする活動はあんまりすきじゃないな』

『お母さん なんて言うかな…』


こんなふうに思っているお子様がいらしたらどうしますか?



もちろん 飾られて嬉しいと感じることはあると思いますし、大好きなお子様もいらっしゃいます!

保護者の方にたくさん喜んでもらえるお子達もいますよね!

みんながみんな意欲に満ち溢れてワクワクしながら作り上げ、

うまくできた!すごいぞ!サイコウ!      と感じることができたとしたら素晴らしいですよね! 


しかし人間誰しも               うまく行かない日 ちょっと元気がない日    気分が乗らない日 そんな時ありますよね!


そんなあまり気分が乗らない日に作り出したものを 1ヶ月(ある一定の期間) みんなに見てもらう為に貼り出されるとしたら


私はちょっと嫌だなって思うかな…


どんな時も 

子どもたち自身の許可を得ること


貼り出してみんなに観せてもいいかどうか必ず  子どもたちに許可を得てください

親子さんは必ずといっていいほど、他の子どもたちの作品をみて我が子と比べます。

『このこまた、真っ黒なクレパスで描いているわ』

『うちの子苦手なのよね』

少なくとも我が子に対して何かしら思われることがあると思います。


上手下手で片付けていいんですか?



子どもたちはしっかりプライドがあります

権利もあります


先生に上手だね と言われても         自分では上手だとは思っていない

この気持ち汲み取れますか?

わたしはかなり見逃してきたと思います…      


子どもたち自身が

自分で頑張った!上手にできた!

と思っているかが大切!

そしてそれを決めるのはいつだって自分!!

上手下手じゃなくて一人一人それぞれの個性なんですよね!


子どもに関わる方が白黒ではなくその間のグレーもあることに気付くがどうか


子どもたちの可能性を意欲を好奇心をそして個性を

取り上げてしまわないようにしていきましょう!









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