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【エッセイ】将来の野望について語る

 今回のテーマは、「将来の野望」。いつか叶えたい夢について語ろうと思う。

 私は本が好きだ。幼い頃から絵本がある環境で育ってきたため、兎にも角にも書籍が大好き。図書館や本屋など、本がそこここに溢れる空間に一歩足を踏み入れると、テンションが5倍増しになる。

 行きつけの図書館には、洋書コーナーがあり、書棚にはずらりと外国語の本が配架されている。一番本棚のキャパシティを占めているのは、英語の書籍。他にも、スペイン語や中国語、韓国語、ポルトガル語などなど、他言語の書籍がずらりと並ぶ。英語の本に関しては、「Warriors シリーズ」、「Anne of Green Gablesシリーズ」、「Harry Potter シリーズ」、「Wonder」など著名作品をたくさん借りることができる。

 少し、個人的な「洋書」のイメージを語らせていただく。以前までの私は、TOEIC高スコアや難易度の高い英検級を保持していれば、おちゃのこさいさいで洋書を読めるものだと信じて疑わなかった。例えば、TOEIC800点とか900点、英検準1級、1級レベルに達している人がいたとする。それらのレベルの英語力を身に付けた人ならば、きっと難なく英文を目で追うことができるのだろうな、と考えていた。だが、そんな想像は「大間違い」だった。

 私は2022年の秋に英語検定準1級を、2023年の秋にTOEIC835点を取得している。だから、そこそこの英語力はあるものだと自負している。現に基本的な英会話は交わすことができるし、中文(短文と長文の間の文量?)英語パッセージは難なく、スラスラと読むことも可能だ。だが、長文だったり、複雑な構文が使われていたりすると途端に読めなくなってしまう。知人の方から何冊か洋書を贈っていただいたのだが、それらも未だに読破できていない…。(←頂いたのは1年以上も前になる) 

 ここで気づいたのが、「高レベルな他言語の何かしらの資格をもっている≠その言語を流暢に話し、読み書きが難なくできる」ということだ。この学びから、私は己の保有資格のことで天狗になっている余裕は一秒たりともない!ということが証明された。日進月歩の成長。しかし、学習やトレーニングを怠れば、自身の語学力向上を実感をすることもできない。将来の野望は、英語の文学作品を難なく読めるようになること。日本の文学が英訳された版も読んでみたいし、ハリー・ポッターはもちろん、あらゆる作品を英文で読破できるようになりたい。いや、「できるようになる」のだ!!その野望を叶え、英語オタクになるべく、私は道を切り拓く。『塵も積もれば山となる』。

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