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第2話 コロナ禍でもイベントを開催しようと思ったワケ
こんにちは、Plum Bloomオーナーの柘植亜美(つげあみ)です。
このnoteでは、2021年1月22日~26日に開催したアジアの雑貨を販売するイベント『TOKYO ASIAN MARKET』のVol.2の裏側について綴っています。
【これまでのお話】
第1話 はじめに|小さなイベントの作り方
今回の第2話では、なぜ世界が今このような状況にある中、イベントを開催したのかについてお話します。
2020年、対面販売イベントが続々と中止になるなかで
私は2020年2月末、国境が閉じる直前に台湾(台東)に渡航しました。もともと2ヶ月の滞在予定だったところ、コロナの影響から帰国を延ばし、幸いにもビザ延長の措置が受けられたことから、半年後の8月中旬に帰国しました。
その半年間、日本が、そして友人たちがどんな状況にあるのか、SNSを通して見ていました。さまざまな情報を受け取るなかで特に私が気になっていたのは、全国各地でイベントの中止が続いていることでした。
残念ですが出店予定だったイベントの開催中止が決定しました
出店側の方々のこんな投稿を目にすることが本当に多くありました。
実際に私が2019年に参加させていただいた7つのイベントはすべて2020年に開催されませんでした。
言うまでもなく、出店者にとって販売の場所を失う事は売上の損失に直結します。新規開拓につなげることもできなくなり、そしてなによりお客様に直接お会いしてお話ができる大切な時間を失います。
皆さん本当につらいだろうと思いながらも、自分にできることは何もないんだなと、私自身の自信喪失にもつながっていきました。
訪れた転機
転機が訪れたのは、帰国した後、2020年9月のことです。
「面白そうだから、Plum Bloomのプロモーションビデオを作ってみない?」と、大好きな友人であるTapioca Milk Recordsのぐーちゃん(中村めぐみさん)からお声がけいただき動画を作ることになりました。
この動画を制作する過程は本当にハードでした(笑)。
思い返しても私たち本当によくがんばったよね!と思います。
2週間ほどの期間で完成させましたが、頭をフル回転させ、少ないリソースの中で、動画の完成度をいかに高めていくか、必死になって取り組みました。
動画を作る中で改めて自分が何をしたいのか言語化され、私自身にできる事ややりたい事を再認識することができたのです。
そして、海外に渡航できなく、限られた状況の中でも、工夫次第で最高のものを生み出すためのマインドを身に着け、私ならやりたいことが必ずできる!という自信を取り戻すことができました。
そして、私がやりたいことは何か、私にやれることは何かを考えたとき、2019年に開催したアジアをテーマにしたイベント、「TOKYO ASIAN MARKET」を、お客様に商品を手に取っていただける形で開催する事を決意しました。
もちろん、不安がなかったわけではありません。しかし、
私ならきっとこの状況のなかでも来場者や関係者の安全を配慮したイベント運営ができるはず!みんながHappyになれるイベントのやり方を考え実行しよう!
と、自分の中に芽生えた勢いある感情を借りることにしました。
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ここまでお読みいただきありがとうございます。
次回からは、具体的にイベントはどう運営していくのか?という手法についてお話をさせていただきます。
それでは皆さんまたお会いしましょう~!
Plum Bloom 柘植亜美(編集 中村めぐみ)