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柳澤亜美
2020年3月20日 22:33
19字詰め10 行のコピーされた洋罫紙。マス目の上に、向かい合う龍の頭。その間に篆書体で書かれた4文字。「山」と「石」しかわからなかった。その名前も知らない、美しくデザインされた紙は課題の為に毎週配られた。その紙に向かうとき、こちらもその紙に見合うものを書きたくなった。4年前ある「先生」の没後100年に、その原稿用紙が生まれた経緯と書かれていた文字を知った。私はその「先