ぐらしあすの「何かに没頭することと不安について」
ぐらしあすにとって最大の敵は「ひまであること」。
「ひま」をのんびりリラックスできる時間に使える人はうらやましい。
ぐらしあすの場合、24時間勤務から解放され帰宅し、玄関の扉を開けたら「ふぬけ」のようになってしまい、シャツとズボンを脱ぎすててパンツ1枚になる。
手は洗うことが習慣になっている。
習慣でよろしくないのが、冷蔵庫からビールを取り出してごくごく飲む。そしてもう1本。
(この飲酒習慣の話を主治医にしたら、それぐらいの量でホッとできるのであれば良いと思いますとのこと)
そこでうとうとしてしまったら、もう1日が無駄になってしまう。
何もする気が起こらなくなる。
そしてまたうとうと…。
要するにこの一連の行動は「ひまの持て余し」。
ぐらしあすの場合は動いている方が良いのかもしれない。
本業を終えてバイト先での4時間の労働…
ギターを弾いて悦に入っている30分…
『何かに没頭している時間は嫌のことを考えない』
過去記事にも書いたかもしれないが、その最たるものが、歩き四国遍路だった。
徳島に入って第1番札所から歩く。ぐらしあすにとって、札所はポイントにしか過ぎない。
毎日ひたすら歩く。1日8時間は歩く。
その道の大半は山の中。
それでは歩いている間嫌なことを考えないか?
答えは「考え」るのである。
しかし、嫌なことが浮かんでも、すぐに頭から流れていくのである。
その繰り返し。
嫌なことよりも、目の前の道しか見ていない。
「この登り坂を超えたら平坦な道が待っているのだろうか?」
ひとすじの希望を持って坂を登っていくと、さらに登り道が続く。
げんなりするが、前進するしかない。
そんなことの繰り返し、嫌なことが浮かんでは流れ浮かんでは流れ、頭の中にとどまらない。
仕事にノッている時も同じことが言えよう。
考えるひまをなくす。
忙しい時に何かを考えると、アイデアがポコポコ浮かんでくる。
動と静のバランスは必要だが、エネルギーがある限り、動はさらに価値ある動を増殖させていくのではないかと感じる。
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