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うつ病で退職する直前、会社に手紙を渡した話

お久しぶりです。くじらです。
夏の暑さに身も心もやれていましたが、9月になってやっと動けるようになってきた今日この頃。
会社を辞めてからも3か月がたちやっと心の整理がついてきました。

会社を辞めた後一番大変だったのは書類の手続き
会社の年金から国民年金に移行したり、保険証も使えなくなるので手続きしたり、とにかくやることが多い。

退職したばかりで感傷に浸りたいのにとにかく資料をどうにかするので手一杯でした。

一番嫌だったのは、書類のことで辞めた会社に電話しなきゃいけなかったこと。
普通会社に電話してくる人には会社名や肩書があるのにただ「〇〇です」と名前だけ名乗るのが自分は無職なんだということを実感させられました

辞める直前の話


うつ病が原因で辞めることになったので、やめる前も会社の人とやり取りが多くしていました。
会社を辞めるのは、傷病期間が満了が理由でした。体調も良くならないまま、これ以上休むこともできないので、、

辞めなくてはいけないということは自分の中で納得していました。

だけど、この休職した2年間どんな苦しみや葛藤があったのか、
どんな思いでこの会社にはいったか、働いている間はつらかったこともあったけど、もともと働きたい業界だったから、わくわくするようなこともあた。
だから会社を辞めるのがどんなに自分にとってつらくて、喪失感があることか、など思いの丈を伝えたいと思うようになりました。
そして当時の職場の状況をwordで4ページくらいにまとめた手紙を、会社に渡すことにしたのです。

そう思えるようになったのは、家族からの助言があったからです。


「あなたがこの2年間感じた、苦しみや悲しみ感じたことは人に伝えず、相手が知らないままじゃ、なかったものになっちゃうから、きちんと伝えてみたら」
「自分が感じたことや苦労を誰かが知っていてくれるていうだけで、実は自分の心が少し楽になったりするんだよ。」

家族の言葉

この言葉を聞いて、私は退職は決まっていたけど最後は後悔のないように
自分が言いたいことを言ってからやめよう」と決意しました。

カッコつけてきれいな言葉で「ありがとうございました」と締めくくるのではなくて、誰のことも責めたりはしなかったけど自分が体験した事実と思いをたくさん書いて渡しました。

最後はカフェで会社の人と面談して退職が決まり、あっさりと私は会社を辞めることになりました。入社するときは試験やら面接やらであんなに大変なのに、終わりはこんなにあっけないものなのかと思いつつ

そして最後に手紙を渡せたことでやっぱりすっきりすることができました。
会社の人もこんな状況だったのかと初めて知ったと驚いていたし、元気に入社した新入社員がいきなり体調を崩し退職することになった経緯がわかったのかもしれないです。

手紙を書くのにも体力は使うし、受け取ってくれない会社もあるかもしれないが、余裕があれば辞める前に自分の思いを伝えることは悪くないなと思いました。
(私からしたらうつ病になった少なからずの原因は会社にあり、それを伝えたかった。恨み節というか告発文のような意味合いも少しははいっていたかもしれません。)

会社で働いている中でメンタル疾患になった人は、会社を退職した後でもずっとその病気と向き合っていかなくてはいけません。
闘病生活はこれからも続くから。だからこそ自分の心の区切りをつけるためにも、私は退職する前に自分の思いを伝えられてよかったと思います


最後まで読んでくださりありがとうございました。
久しぶりに投稿できてよかったです^^

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