今日は「防災の日」
普段から厳しい水分制限と食事制限をされている透析患者さんにとって、災害時はさらに制限が強くなります。
災害時に3日間人工透析ができないとなった場合、直ちに食事を切り換えなければいけません。
そんな時、缶詰食品は液体に浸かっている特性から、透析患者さんにとって摂取量を控えなくてはいけないカリウムが溶け出ていますのでとても有難い食品です。
しかも、常温で長期保存が可能ですので、必ず自宅や職場でも常備して、普段からローリングストック法で使用しましょう!
今回は、災害時の癒し効果も得られる果物の缶詰について、100g当たりのカリウムの少ない順に6種類比較してみたいと思います。
1位 りんご缶詰 カリウム 30㎎
2位 みつ豆缶詰 カリウム 31㎎
3位 洋梨缶詰 カリウム 55㎎
4位 みかん缶詰 カリウム 75㎎
5位 もも缶詰 カリウム 80㎎
6位 パイン缶詰 カリウム 120㎎
果物の缶詰は、塩分はほとんど含まれていないですし、リン含有量もわずかですので、かなりおすすめです。
ただし、エネルギー量は多くはないので、おにぎりやパンの主食をしっかり摂るようにすると良いです。