年末年始の話
年末は数年ぶりに紅白を観ました。特に目当てのアーティストもおらず…と思いきやYOSHIKIのパフォーマンスに「盟友」としてHYDEさんが。HYDEさんのみならず、なんと大本命のPlastic Treeのナカヤマアキラさんが。これは録画もせねばならぬとずっと放置していた録画HDDの容量を整理しいざ挑んだ紅白。久しぶりに観たそれは、かなりの企画力によって成し遂げられた素晴らしいコンテンツでした。橋本環奈ちゃんも浜辺美波ちゃんも好きなのでダブル女性MCは嬉しいし、「らんまん」を観ていたので「愛の花」の歌唱時に神木隆之介くんが出てきて嬉しかった。ちなみに私は親からすら神木隆之介くん似だと言われるほど似ているらしい。小松菜奈、深田恭子なども言われるが、神木くんは確かに鏡を見てもテレビを見ても似ているなぁと思ってしまうほどだ。という余談。
そして待ち望んだ22時、YOSHKIパフォーマンス。HYDEさんが白鳥のように美しく、歌唱力も半端なく高いのだが、私はもう「アキラ！アキラを映してくれ！いた！アキラ～～～～！アキラさ～～～ん！アキラ～～～！」のような状態でした。ちゃんとテロップで「Plastic Tree」と出て嬉しい。NHKに「Plastic Tree」と映されたのは、2000年代になぜか「ネオヴィジュアル系」の「筆頭」として紹介された以来だ。（また余談だが、私はPlastic Treeをヴィジュアル系だと思っていない。人に言われると大変不快になる。さらにはネオヴィジュアル系というのは2000年以降にデビューして売れたいわゆるオサレ系などのことなので、プラは全く当てはまらない。憤りながらNHKを見たのを覚えている。それ以前に「ツメタイヒカリ」でポップジャムに出た時にもなんだかV系とか言われた気がするなぁ）
もう本当に興奮してしまい、2023年を頑張って生き抜いて良かったなぁとしみじみとしてしまった。ラルクのライブ会場にPlastic Treeから花が届いていた時もあるので、なにかしらの縁はあるのだろうが、この日にHYDEさんとアキラさんが喋ったのかどうか気になるところ。
そしてYOASOBIの「アイドル」もなんとなく録画したが、録画してよかった！と心底思った。なんと、その日出ていたK-Popの子たちを含むアイドルと呼ばれるアーティストたちが「アイドル」の振り付けをして盛り上げていたのだ。ルセラフィム、New Jeansを筆頭に私はK-Popの女子たちがかなり好きなので大興奮。冒頭に出てきた量産型アイドルを模したダンサーたちの機械的なダンスも良かったし、そのオタクを模した男性ダンサーたちも良かった（後に知ったが「リアルアキバボーイズ」という有名な人達だったらしい）。というかこの量産型アイドルはいわゆる坂系とかのジャパニーズアイドルを模していそうだったけど、ふつうに坂系も「アイドル」を盛り上げる一員として出ていたのでどういう心境だったのかなと気になった。そしてラストのサビ付近で橋本環奈ちゃんとあのちゃんがインターネットミームと化したポーズで参戦。そういえば二人とも元アイドルだ！
大興奮でYOASOBIを見終え、ラストの蛍の光でナカヤマアキラ氏を確認。嬉しかった。NHKホールはPlastic Treeでもよく行っている会場だし、いつだったかアキラさんが紅白に出たいと言ったのもなんとなく覚えている。よかったね、アキラさん。
そして元日には旅行へ出発。着いたのは、石川県。そう、あの大地震に旅行先で被災してしまったのだ。
ホテルに着いてひといき。すると、小さめの地震のような揺れと軋みがあり、すぐに地震速報を確認するも掲載されておらず。「そんなに古いホテルなのかな？」「寝てる時に揺れたりしたら嫌だな」などと思っていたらあの本震が起こり、一緒にいた母と手を握りあって頭を守りながら耐える。前述のとおり古いホテルだったので、このまま倒壊でもして死ぬのだと覚悟までしてしまった。スマホの地震速報のビービー言う音はいつ聞いても慣れない。さらには津波警報も鳴り響き、海からは離れているのはわかっているけれど、３．１１の時に海からの距離なんぞ関係ないとばかりに街を飲み込んでゆく大津波の映像が頭によぎり、パニックになる。停電になっているのでテレビはつかない。そのテレビは今にも落ちんばかりにガタガタ揺れまくっている。揺れがおさまった後、スマホを確認し、３．１１ぶりの大地震だったと知る。ようやくして電気が復旧し、テレビをつけると津波警報と「逃げて」の文字。「逃げて」と言われても、どこに逃げればいいのかわからない。ホテルは７階なので、津波がもし街まで到達しても大丈夫だろう。やがてホテルから「１階まで降りるように」と指示があった。私は津波を心配していたので降りたくなかったが、こういう時には従ったほうがいいかと腹をくくり非常階段で降りた。１時間ほどラウンジで過ごし、部屋へ戻れた。テレビでは、能登半島の火災などが報じられ、津波の到達時刻なども映されていた。Twitterに混乱状態でツイートしていたのを見た友人やフォロワーさんたちから心配の声などをかけてもらい、ありがたかった。その日は飲食店なども臨時休業になったようだったので、何も食べずに寝た。寝ている間にも余震があり、かなり怖かった。
次の日に街に出てみると、ガラスが割れたり壁が落ちていたりなどはありつつも平常時のようになっていた。神社へ初詣をし、散策をして過ごした。私がこの１年愛用した名刺入れの神社にお礼を言いにいけて良かった。美術館の類は県立系はもともとお正月は休みで、２１世紀美術館は開いている予定だったのが臨時休業。次の日の３日には「当面の間」の休業となってしまっていた。今回の旅は２１世紀美術館が目的でもあったので残念だったが、所蔵品などの無事を祈るばかり。
石川県や金沢市の名産を買い物したりなどした。寄付なども私にできることはわずかながら、やってみようと思う。
そんな怒涛の年末年始を過ごし、今日は寝て過ごした。
note書き初めをできてよかった。連続投稿チャレンジ、がんばります。