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自分の十二国記感想ポストまとめ②+α
2024年現在の自分の十二国記感想ポストを、自分がいつか見返す用にまとめています。
今回は追加の感想も書きつつまとめておきたいと思います。
①はこちら↓(~黄昏の岸 暁の天まで)
memo
・最初に読み始めたのは2021年春
・今回は24/2/18以降に読んだ華胥の幽夢、白銀の墟などの感想
・実は読み終えるのが惜しくて30周年記念ガイドブックの短編などは残しています
華胥の幽夢
今日は華胥の幽夢の書簡だけ。楽俊と陽子、本当に良い関係だ。少しこころがしゃんとした。明日もなんとか頑張ろう。そう思いたいときにまた読み返そう。
— あめまり (@_amemari) February 18, 2024
今日は華胥の夢の乗月読了。これまた名作…。風の万里でも見え隠れしていた月渓の人柄と芳の背景を知る。月渓の葛藤がどこまでも人間らしく好ましかった。桓魋と月渓の会話は名シーンだな…桓魋史上最もかっこよくてグッときた。これはまた風の万里も黄昏も読み返したくなる。(いつ私は白金へ)
— あめまり (@_amemari) February 23, 2024
図南の翼→風の万里→黄昏→乗月の順で読んだけど、祥瓊の変化とその後を知った上で乗月読めてよかった。し、なんといっても珠晶、すきだ!それぞれで垣間見せてもらう珠晶ちゃんの王姿(言葉)は、昇山の頃に自分が勝手に思い描き未来期待していたものそのもので、一生王でいてくれ〜〜〜〜の気持ち
— あめまり (@_amemari) February 23, 2024
今日は華胥の幽夢の華胥読了。これはなんと重い…色んなことを考えてしまう物語だった。責難は成事にあらず、胸に刻みたい。そして失道があまりにつらい。ここから才麟が無事回復して黄姑を選ぶまでは見れないのですか……
— あめまり (@_amemari) February 28, 2024
冬栄は黄昏前に読んだので、あとは帰山を残すのみ。華胥の幽夢が終わったらいよいよ白金に入りたい。 https://t.co/g2baGgu4EI
— あめまり (@_amemari) February 28, 2024
それにしても慎思という名前、十二国記史上かなりすきな名前だった…音の響きと漢字の意味組み合わせどれもいい。十二国記どの名前が好きか選手権考えたい
— あめまり (@_amemari) February 28, 2024
よーうやっと帰山を読み、華胥の幽夢読了!この物語で終わってくれてよかったーーー!華胥で終わってたら重くてどうなることかと。笑(もちろん華胥はすきです)十二国記の王朝の解像度が上がる話だったなあ。そして奏の皆さんの会話に慶が出てきて嬉しくなるの、完全に陽子の身内の気持ちだったわ
— あめまり (@_amemari) March 13, 2024
この奏の御仁たちに褒めらてる陽子!よくやってるぞ!ってのが頭に浮かんだもん。
— あめまり (@_amemari) March 13, 2024
華胥の幽夢でさらに関係性が繋がって面白さ満点だけど自分の記憶力がアレでファンの方が作ってくださってる相関図とか人物一覧とかで補完してる〜〜けど全部また読み返したい〜〜…わたし白銀の墟いつ読むんだ…?
と言いつつ、白銀の墟を読み始めてしまったらもう終わってしまう…という気持ちが大きくて華胥をのんびり読んでたところはある。(実際仕事に脳のリソースが割かれすぎて十二国記を読む余裕がなかっただけだけど)(十二国記読むならなるべく脳みそ準備して浸りたくて)
— あめまり (@_amemari) March 13, 2024
昔から番外編が大好物なので、華胥の幽夢のどれも好きだったなーー定期的に読み返したい。今の自分には乗月が一番ぐっときた、風の万里から月渓の人柄が気になってたのが大きいかも。今胸がすくものを求めてるからもある。華胥のずっしりもつらいけど好き。そんなこと言ったら書簡も好き。全部好きか。
— あめまり (@_amemari) March 13, 2024
魔性の子
体調悪くて積んでた魔性の子読み終えた〜〜(ホラーとしては大丈夫だったけど苦手描写が多くてちと大変だった…!)白銀を読みはじめたので今こそ絶対読むぞ!と。十二分にそのすごさは語られてると思うけど、これが最初に刊行されたという事実はやっぱりすごい。そりゃ小野主上って呼びたくなりますね
— あめまり (@_amemari) March 18, 2024
魔性の子は、何度も各作品の間で読もうチャレンジをしていたが、長編としての最後を飾る白銀を控えるとこまできてやっとの読了。
ホラー耐性があるかを問われる作品なので、そこも気にして後回しにしていたものの、読み始めるとそれ以上に自分のトラウマにくる描写がつらくてここまで放置に。でも作品を楽しむために!と体調の良い日に一気読み。
結果的に、黄昏ラスト~白銀へと向かう中、とにかく泰麒への感情が爆発した。元々主従なら戴のお二人がすきだったので、そりゃもう爆発。
白銀の墟 玄の月
ついについに白銀の墟玄の月を読み始めたのだけど二章でボロ泣きしてしまって休憩してる……
— あめまり (@_amemari) March 17, 2024
一章のラストから二章は白銀の墟最初の泣きポイントではと勝手に思っている。
去思をはじめとした戴の民たちの六年間を思い、泰麒という希望の重みをあらためて実感する。黄昏からの流れで泣くに決まってるでしょうこれ…。鼻水ずるずる。
白銀の墟一巻を読み終えました。驍宗さまどこにいるん…?て思いながら終わった。結局本屋行くたびに買い足していて3巻までは手元にある。最終巻も買っとかなきゃだけど、読んだら終わってしまうーーーでも早く読みたいーーーでも終わってほしくないーーーという情緒迷子でまだ買ってない
— あめまり (@_amemari) March 20, 2024
ここでおまけ感想
泰麒への感情爆発の中、原画展へ行くとこうなりますの例。
十二国記原画展見てきた〜〜〜!やっぱり絵は生が良い、原画からしか受け取れないものがある…! pic.twitter.com/8aXqT56TQO
— あめまり (@_amemari) March 20, 2024
アニメ履修してないので、初めてお目にかかる絵もあった!原画で見る泰麒がとんでもなくお目々うるうるであまりにもかわいくてかわいくて…わたしこんなに泰麒のことすきだったんか…?って気づいたら泰麒のグッズばっか手に取ってた
— あめまり (@_amemari) March 20, 2024
泰麒の後ろ姿かつ横顔の絵が好きすぎてさ(ファンにはあの絵と通じるはず)、その絵のICカードステッカー、定期は使わないので毎日行くスーパーのポイントカードに貼ってスマホケースに入れてる自分ウケるな… https://t.co/Zcn6GFUkYz
— あめまり (@_amemari) March 27, 2024
白銀二巻~三巻
仕事も家事も終わらせて夜寝る前の1時間ずつ十二国記を読み進めることが最近の生きがいになってる、まだ白銀の二巻の途中という牛歩の進みで、少しずつ丁寧に読んでいる
— あめまり (@_amemari) March 27, 2024
終わってしまうのがかなしいのでゆっくり丁寧に読んでるところはあるけれど、正直白銀の墟を丁寧に読むの結構つらいよねえ、ずっと戴の民の苛酷な暮らしをありとあらゆる面から見せられて、よりにもよってどうしてこんなにも寒く苛酷な国の王と麒麟にこんな運命を突きつけたの…ってなってる
— あめまり (@_amemari) March 27, 2024
(自分の読み方によるけども)図南の翼の爆速爽快読書体験と、この白銀の墟(現在二巻)の静かにつらさ染み込む体験が同じ作品なんだもんねー
— あめまり (@_amemari) March 27, 2024
白銀の墟を読み終えたとき、わたしの長編としての十二国記は一旦了を迎えると思っていたので、まだ終わりたくないと言っていたけど、絶対絶対絶対寂しいから実は丕緒の鳥だけ読破せずに手元に残している。ガイドブックの短編も実はまだ。仕事つらかった日のご褒美にでもするんだ
— あめまり (@_amemari) March 31, 2024
すべての巻を色んな本屋さんで少しずつ買ったのも良い思い出になったな、時々まとめ買いしつつ、別の本と一緒にしつつ。ネットも使うけど、紙の本はどうしても本屋に足を運んで買いたいんだいまだに
— あめまり (@_amemari) March 31, 2024
白銀の二巻を放心状態で読み終え即座に三巻へ入った、ゆっくりじっくり読むはずが三巻に入ってからとまらない、そして何度も涙ぐんでる、白銀の墟だけで何回泣かされるのか
— あめまり (@_amemari) March 28, 2024
三巻も途中涙ぐみながら読み終えた、新宿紀伊國屋にグッズ見に行ったときに四巻も買っておいてよかった。終わってしまうさみしさ、でも早く読み終えたい
— あめまり (@_amemari) March 31, 2024
白銀四巻読了後
白銀の墟玄の月読了。三巻以降ゆっくり読むことなんて結局できなかった、今日で一気に読み終えてしまった…あまりにも失ったものが多い、けれども読んでよかった、ただそれだけの感想しか書けない。ここまできてよかった。
— あめまり (@_amemari) March 31, 2024
#好きな十二国記男子5人で好みがわかる
— あめまり (@_amemari) March 31, 2024
浩瀚、桓魋、月渓、泰麒、驍宗#好きな十二国記女子5人で好みがわかる
陽子、珠晶、李斎、黄姑、廉麟
5人と言われるとこうなんだけれど、去思と夕麗と誰を入れ替えるべきか最後まで悩んで断念した結果ではある、そして他にも悩んだ人物はたくさん…
これ↑を書いた後に花影を入れなかったことを猛烈に後悔した。しかし入れ替える人がいない。
圧倒的に好きな浩瀚さまは完全にサピオロマンティックに刺さっており、
珠晶ちゃんの聡明さもその路線に近いけど、実は性格は自分の好みベースとは違う気もしてる。だけど行動力に決断力、登場するたびかっこよくて惚れるしかなかった。珠晶と黄姑はある種の憧れかと。
陽子・泰麒・驍宗・李斎あたりのメイン人物たちは、真面目すぎるがゆえに不器用でもある、その人間らしさがとんでもなくすき。
総じて深い真面目さが根底にある人物ばかりあげたような気もするなぁ。(去思とか花影とか夕麗も)共通点はそこなのかも。
今日だけで四巻読み終えたのもあるし、今週は白銀で泣きすぎてたからその疲労感がある…とにもかくにも3月中に読み終えられてなんだか良い区切りな気もする、よかった
— あめまり (@_amemari) March 31, 2024
白銀の途中から読了後にかけて、ブルスカの方で軽く書いていたこと。
ネタバレを避けていても何度も目に入っていた阿選の名前。実は白銀に入ったころは、ここから阿選の人柄が詳らかになって多くの人の心を奪っているんだろうか…なんて思っていた。
そしてすべて読み終えたときには、それまで自分が勝手に思い浮かべていたような許しのようなものを得る類のものではないんだと。それでもなおこの人は…という形で彼は語られているんだと。そう思った。
わたし個人の感想としても、彼の行ったことは何一つ許せなくて、作中の他者や阿選自身の言葉をもってしても大いに情状酌量の余地がある、とはわたしには思えなかった。
驍宗や泰麒を傷つけたこと、民を苦しめたこと、色んな罪はあれど、わたしが一番食らったのは恵棟のところ。いや、恵棟だけでなく人を傀儡にすることを厭うていないことがあまりにも受け入れがたかった。心や自ら考えることが人間を人間たらしめていると思う、自分の価値観がそこにあることを強く再認識した…。
(作中では恵棟のことを思い浮かべて大変ショックを受けたのだけど、あの場面で名前は出ていない。もしかすると恵棟は無事だったのかもしれない。どこかで実は無事だったとも思いたい…頼むううう)
結局、阿選が本当は何をもって行動に移したのか明示されなかったように思うけど、とにかく苦しかったであろうことだけはわかる。そしてこれは彼だけに芽生えるものではないことも。
とはいえ彼について考えることは白銀の感想の一つとしてここまでで一旦おわりに。彼のことは、もっと語ってくれている方たちがいる。もっと深く。
ということで、わたしはわたしがとくに心をとらわれた人たちについて、今後もぺちゃくちゃ書いておこうかなと思います。
さて、ゆっくりじっくり読もうと思っていた白銀の墟。
結局三巻に入ってからとまらず四巻に至っては一日で読み終えてしまったので、もっとゆったり堪能できる機会に再読したい。なんなら、今すぐにでも黄昏と風の万里を読み返したいし(浩瀚さま振り返りタイム)、華胥の幽夢もまた読みたい。
お楽しみにとってある丕緒の鳥もまた読んだらぽつぽつ感想こぼします。
日々仕事なんかに疲れても、没頭できる本があればなんとかやっていける。