たまごの中には
卵ってすごい。ってことに週2くらいで気づかされる。
値上がったとはいえやっぱり安いし、なにより調理方法が万能だ。
肉を買うのが面倒な日でも、卵さえ食べていれば何とかなる気がする。
焼いてもよし、茹でてもよし、なんと生でも食べられるという。
卵焼きはしょっぱい派だけれど、回転ずしで玉子は外せない。
カスタードもカステラもプリンもおいしいものは卵の味が濃い。
タコライスには目玉焼きをのせたいし、ラーメンは味玉が入ってるものを選んでしまう。
ある人は面接で潤滑油のような人間になりたいと言ったそうだが、わたしは味玉みたいな人間になりたい。
あってもなくてもいいけどあると嬉しい。一部の人にとっては100円払ってでも追加したいようなオプション。もちろんそれだけで食べてもおいしいけれど、ラーメンと一緒に食べることで相乗効果が生まれる…。貴社はわたしにとってのラーメンです!
(これで反応が悪かったら、もうひとつの候補は安い牛肉である。一見柔らかそうに見えるのに、固くてなかなか嚙み切れない。柔軟性と芯の強さを持ち合わせています。)
といいつつ、実はラーメンの味玉の食べ方はいまいち正解を見つけられていない。一口目はそのまま食べてみるけど、結局汁につけるのがもったいなくなってしまって、二口目も玉子だけで食べてしまう。
わたしの友達に、おでんの玉子の黄身が崩れて出汁と混ざっている状態が嫌いだという人がいるが、彼女の気持ちもよくわかるのだ。
ラーメンの味玉を食べている人の写真集とか作ってみたい。
余談だけれど、スピッツのおいしそうなタイトルの曲は、だいたい少しエロいという説を唱えたい。(ラズベリーとか、梅干しとか、たまごとか)
だから『美しい鰭』を『美味しい鮨』と勘違いしていた人の話を聞いたときは、どうにも笑ってしまった。