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1型糖尿病日記No.1000
12月10日
この日は診断されて1000日目です。
ついに日記を書き始めて1000日目を迎えました!
3桁から4桁へ、桁が変わったことで、なんだか大きな達成感を味わうことができました。まずは、1000日も継続できた自分を褒めたいと思います(笑)
そして、僕のnoteを一度でも見てくださった方々には、心から感謝しています。いつも本当にありがとうございます。
僕がnoteを始めた2022年4月22日、それは1型糖尿病の疑いがあると言われ、検査入院が始まった日でした。この日の日記を読み返すと、「!」や「笑」、絵文字などがたくさん使われていますが、多分、無理して明るく見せていたんだと思います。
この日の約1ヶ月前に20歳の誕生日を迎え、やっと成人したばかりでした。大学3年の春が始まろうとしていた頃で、オンライン授業も減り、ゼミも自分たちの代が中心となっていました。学外では、起業体験イベントで親しくなった起業家の方たちと共同生活を始め、刺激的な毎日が始まることに、胸を躍らせていた矢先のことでした。
これまで大きな病気をすることもなく、のびのびと育ってきた自分が、「20歳にして不治の病」「1日4回以上の注射」「毎月の通院と高額な治療費」という現実をいきなり突きつけられ、絶望しました。
そこから1000日が経ちました。
長かったのか、短かったのか、正直よくわかりません(笑)しかし、病気を発症して心身ともに落ち込んだ状態から、短期間で再起できたのは、間違いなく、たくさんの人に支えてもらったからです。これは確信を持って言えます。
病気になったとは言え、僕はラッキーです(笑)
初めて病院へ行った時も、僕の体調変化にいち早く気づいたオーナーさんが連れて行ってくれました。そのおかげで早期発見でき、大きな合併症を招くこともありませんでした。実際に糖尿病になった方で、倒れて病院に運ばれた後、発覚したケースや、血糖値が高いことに気づかないまま時間が経ってしまったケースをよく聞きます。
他にも、家族や友達、医師や看護師の方々、そしてnoteを見てくださる皆さんのおかげで、今の自分があるんだと日々感じています。
「病気になったとは言え、僕はラッキー」これは、無理なポジティブシンキングではありません。病気になったからこそ、たくさんの方に気にかけてもらったり、優しくしてもらったり、「小さな幸せ」をより深く感じられるようになったからです。
病気とは、人生に良くも悪くも、ここまで大きな影響を与えるものなんですね。新たな価値観、視点、思考を得て、成長することもできました。最初はネガティブなことばかりだと思っていたけれど、そうではないのかもしれません。
これからも、もちろん日記は続けます。生きるのは大変で、時に辛いこともあります。病気に関しても、これから深刻になる可能性は大いにあります。しかし、僕には周りに素敵な人がたくさんいて、何よりもこれまで屈強な壁を乗り越えてきた自分がいます(笑)期待はしませんが、自分の未来にわくわくします!
これからもよろしくお願いします!