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1型糖尿病日記No.1020
12月30日
この日は診断されて1020日目です。
昨日、地元の友達と集まってたくさんお酒を飲んだので二日酔いです。
なので今年の振り返りをしようと思います。印象に残っていること、この一年どうだったのか書きます。
2024年の3月に地方の大学を卒業し、実家に戻ってきました。在学中にも就職活動をしていましたが、納得する形で終わることができず、もう1年継続することにしました。
4年ぶりの実家で、家族との時間が増えて、少しは親孝行ができたかもしれません。(親のすねをかじっているので、僕の方が良くしてもらっていますが笑) ちょうど弟が大学に進学し、入れ替わりで実家に戻りました。
生活環境が変わったので、通院する病院も変わりました。これは僕からすればとても大きな変化でした。前の病院は、総合病院の内分泌科に受診をしていたのですが、今年からは糖尿病専門のクリニックに受診することになりました。様々な治療法から、僕に合うものを提供してくれるし、以前よりも1型糖尿病の理解度が向上し、通院のストレスも大幅に減りました。
そして今年はゴルフを始め、フットサルなどの運動強度の高いスポーツもできるようになりました。
1型に限らず、適度な運動は大切ですが、低血糖になるのが怖くてなかなか運動ができずにいました。しかし、病院が変わったことで、医師の方がかなり詳しく運動時の血糖コントロールを教えてくださったおかげで、少しずつできるようになりました。今では運動強度が高いスポーツでも、病気を発症する前の時のように楽しくできています。
ゴルフは父親の誘いで始め、まんまとハマりました。楽しいく体を動かせるのはもちろん、普段仕事でかなり忙しい父親との時間ができていいなと思います。
それから人生で初めて海外に行きました。大学在学中に行きたかったものの、コロナの流行や1型を発症し行くことができませんでした。そんな中母親が誘ってくれて、スペインに行ってきました。海外での血糖コントロールが上手くいくか不安でしたが、全然何とかなりました。
感想など↓
このnoteを書き始めて1000日達成したのも嬉しかったです。まさか自分がこんなに継続できるとは思いませんでしたが、コツコツ頑張ってきてよかったです。
もちろん良かったことばかりではありません。今年は祖父を亡くしました。大人になって初めて経験する、近しい人の死はとても考えさせられました。特に「人との関りにおいて、いつが最後になるか分からない」という学びをくれました。
今年から実家で生活する選択肢をとったおかげで、祖父の転院や介護施設への引っ越しの手伝い、面会にもたくさん行けました。
僕の2024年を通して見ると、とても良かったとは言えません。自分の弱さ、甘さ、浅はかさを痛感した1年でした。これは決して謙遜とかではなく事実です。
ずっと成果が出ない時間が続き、思い通りに行かず、モチベーションが下がってしんどかったです。頑張れてる時の方が頑張れない時よりはるかに楽だなと思いました。
これまでは良くも悪くも周りと同じように、小・中・高・大とステップを歩んできました。そして今年になってもう1年就活をすると、初めて自分の意思で決断しました。その結果、自分の自己管理能力のなさがとても浮き彫りになった1年でした。
これ以上悔やんでも過去は変えられません。しかし、「過去の意味は変えることができる」。どこかで聞いた言葉です。しんどい時間があったからこそ今があると思える日が来るように、2025年「再起」していきます。
今年一年ありがとうございました。