【140字小説】告白で甘柿 11 雨語入門 2024年10月12日 16:25 下校中の男女が渋柿の下で足を止めた。「うまくやれよ…」私は邪魔をしないように部屋の窓から静かに様子を伺う。見たことのない二人。間違いなく告白してる。二人が立ち去ったあと、庭の柿をもいで食べてみた。甘い。この柿の木の下で告白に成功すると、果実が甘くなるのだ。 #140字小説 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #140字小説 #告白 #渋柿 #甘柿 11