今話題のHRtechを興味本意で調べてみた(#9/)
こんにちは、AME&です。今回はシリーズでお届けしているHRtech調査記事です。
弊社のソリューションであるHRpentestが属するHRtech領域で、自社の市場調査も兼ねて、面白いソリューションを探して紹介してみます。
前回の記事はこちら、これまでの記事は下部にまとめてあります!
今回ご紹介するのは採用に工夫を凝らしている「ABABA」と昨今リクルートなど大手も参入している1on1の市場に現れた「karafuru AI」の2つを取り上げてみます。
ABABA 最終面接に進んだ新卒人材にアプローチ
一般的な選考は書類→複数回面接やテスト→内定というステップを踏みますが、このステップにかかる学生の努力たるやかなりのもの。
このステップを無駄にせず、最終選考の”お祈りメール”を使って、別の企業からスカウトをもらう、という仕組みみたいです。
新卒学生の情報量と企業側のそれとではかなり情報の非対称性があり、学生も内定が出ないと焦りがつきまとうと思います。その緊急性をうまくユーザー数に繋げていると感じましたし、企業にとっても一種のバックチェックが行われているので安心できる、、、鮮やかなビジネスです。
KizunaNavi 1on1支援サービス
キズナナビは音声・映像の解析技術と生成AIを組み合わせて1on1を支援していくツールのようです。(少し弊社のソリューションとも近いですね、、、)
なんとあのソニーがこのAI開発に携わっていることがポイントで、大企業の本気度合いが伺えます。
最近すごい盛り上がりを見せている1on1支援ツールの市場。kakeaiというスタートアップがおそらく先行した市場ですが、それに追随したのが、あのリルートです。そこにソニーが入ってきました、、、面白いですね。
まとめ
今回は採用、1on1の領域のソリューションを紹介しましたが、やはり全体的に人材の確保に関しての日本の熱量が高まってきているのをすごく感じます。取り上げませんでしたが、他にもなんとかして人材をとってきて、定着させようというソリューションが多くみられた印象です。
確かに短期的には今回ご紹介した採用の新しいやり方など、わかりやすいアクションが求められることも事実です。
これに加えて中長期的な視点が非常に重要です。会社の課題を解決=魅力を形成していき、短期的なアクションが会社の業績につながる、そんな急がば回れの視点も忘れずに日々頑張っていきたいところです。
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