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あなたの話し方や音程 あなたの感覚や視線が 私の骨に引っかかって その違和感が心地良く 折…
枯葉が梢から離れ地へ向かう ひらひら はらはら 今からさっきへ ひらひら はらはら 今から…
待つこと 何かと何かの間にいること 自分であること ひとつひとつを感じること その能力の鍛…
私が支える素振りをして 君が身を委ねた瞬間 私は咄嗟に身を避けた 0.1秒刻みで 倒れていく…
歩いて行けばどこかに着くのでしょうか そもそも着く場所なんてないのでしょうか 時間が進む方…
今日の空はあんなだったなぁ。なんて上の空 頭の中にあることはひとつなのに 私は私の気を逸ら…
はかない人ほど、燃える色を好む はかない人ほど、頬を染めている 温度が薄れていく中で 君の…
眠い目に容赦なく光を注ぎ 朝だと私の手を引くきみ のんびりしていたいのに トタトタトタ き…
突然ふと、太陽が隠れたら ふと、この道を行く意味を失って そうして、ぴたっと足を止めたくな…
窓を開けて 風がまるでスカーフの様に 家の中を縫っていく このスカーフに撫でられる心地良さが 好きという感情の種となる そう言えば 車窓から衣を垂らす 透けた太陽もそうだった 彼の地のあなたの胸にも 種は芽吹くのですか あなたを わたしを いまを 好きという種が ※写真は関係ありません。