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プレイリストを覗き見してみる1月

年末にまとめている【音楽との出会いまとめ】をこれから毎月行っていこうと思います。
私自身、もっといろんな音楽と出会いたい!もっとアンテナを張っていきたい!!というのが一番の理由。
あと、他人のプレイリストを覗き見するのってなんだかワクワクしませんか???
そこから新しい音楽との出会いがあるかもしれないし、新しい発見があるかもしれない!
そんなワクワクをおすそ分けできれば、ということで私のプレイリストを覗き見しちゃおう!!というコーナーです。笑

もう2月になってしまいましたが、1月の私の音楽との出会いをご紹介。
【覗き見プレイリスト】ということで、1月の新譜とともに、1月私がたくさん聴いていた旧譜も合わせて紹介していきます。


▼New Music

1月にリリースされた新譜の中からよく聴いていたものをまとめました。


【Actor】/緑黄色社会

いまだに覚えている3年前のレディクレ。
BIGMAMAのステージを見に行った時にゲストとして1人の女性が登壇した。
テレビを全く見ない生活をしているので、登壇した女性が誰か私にはわからなかった。女優さんかなぁ〜綺麗だなぁ〜なんて呑気に思っていました。
そして、歌が始まった瞬間、電撃が走ったかのような衝撃を受けました。
その綺麗な女性は、驚くほど歌が上手かったのです。
高音はクリアで伸びやかな歌声。それでいて力強さも兼ね揃えていて、聞いていて気持ちがいいくらいに清々しい歌声。
そのステージを見終わった後、すぐに先ほどの女性が誰なのか調べて、そこで始めて、【緑黄色社会のvo.長屋さん】の存在を認識したのです。
それ以降、私の中で抜群に歌が上手い女性voとして君臨し続けています。

そんな緑黄色社会の新譜が、とにかく素晴らしい!
先行配信の『Landscape』と『キャラクター』の時点で、これはすごいアルバムになるのでは…???なんて予感しかしなかったのですが、期待を裏切らないアルバムでした。
とにかくポップな楽曲揃いで心躍る曲たちが盛りだくさんなのです。
緑黄色社会の魅力は、長屋さんの伸びやかな歌声だと思っているのですが、本当にその歌声がしっかりと主役を飾る曲ばかりで、本当に聞いていて気持ちがいいのです。
長屋さんの歌声ばかりに耳を取られがちですが(私だけ?)、緑黄色社会はあの閃光ライオットを駆け上がってきた実力者バンド。
今回のアルバムだと、『merry-go-round』のイントロからその片鱗が見えて、ゾクゾクしますね。
特にこの曲は楽器隊の動きを耳で追ってしまいますね。特に間奏のベースメロディが好きです。
これからもっともっと注目されるバンドだと思います。

〈きいろのオススメ曲〉
『ずっとずっとずっと』
『merry-go-round』
『Landscape』


【JUMP ROPE FREAKS】/ズーカラデル

シングル配信をしていた『トーチソング』から『ノエル』まで収録されている待ちに待ったフルアルバム!
以前もズーカラデルのことは取り上げましたが、やっぱり、全世界の人がズーカラデルを聞いたら争いなんてなくなるんじゃないかな、と思わせてくれるほどの楽曲たち。
大きく背中を押してくれる応援ソング、とかじゃなくて、とにかく彼らの曲を聞くだけで笑顔になっちゃう、優しい曲なのです。

収録曲を振り返ると、2020年に配信されていた曲も収録されているので、アルバムを一巡して聞いてみても、「あ、お久しぶり!」みたいな気持ちになります。笑
そして、時間をおいて改めて聞いてみても、やっぱり良いなぁ〜あったかいなぁ〜と感じる曲が多くてズーカラデルの魅力がぎゅっと詰まってるアルバムだなぁ〜とも思いました。

〈きいろのオススメ曲〉
『スタンドバイミー』
『若者たち』
『トーチソング』


『望み』/odol

JR東海のCM曲として使われているこの楽曲。
配信リリース前に、このCMを拝見したのですが、まさに今の時代のストーリーで、”人と会うこと”の価値が変わったことを痛感しましたし、人の温かさも感じた、素敵なCMでした。
今私は関西に住んでいますが、故郷が四国なので気軽に帰れないもどかしさと不安。帰りたいと思う気持ちと躊躇いを感じていました。
1年ぶりに故郷に帰った時、関西に住んでいてはなかなか見れない広大な海、低い建物を囲うように佇む山々、広い道路に行き交う自動車、だだっ広い畑の数々。その全てが愛おしく感じてその景色を見て思わず涙が溢れてきたほどでした。
そんな自分自身の経験を重ねて見てしまう素敵なCM。
そのCMを彩っていたのがこの曲「望み」
相鉄都心直通記念ムービーの時も思いましたが、ミソベさんの歌声はなんでこんなにも移ろいゆく景色に合うのだろうか……。優しく寄り添って静かに色つけてくれるような歌声。メロディも相まって、ゆっくりと目を閉じていろんな景色を思いおこしたくなるような楽曲。
歌詞もとても心に響く言葉の数々なので、是非とも歌詞を見ながら聞いていただきたい。
次帰省する時、帰り際にはこの曲を送って帰ろうかな。


次の季節が来る頃には
また会いに行くから
いつも「久しぶり」って始まって
「またね」と別れたって
離れて暮らしているあなたへ
「さよなら」は言わない


『ショック!』/サカナクション

12月から立て続けにサカナクションの話をしている気がしますが、まだお付き合いください。笑
アダプトツアーを一目見た方ならわかるであろうあの『ショックダンス』の曲です。
もうサビの部分では、脇をワキワキしたくなる病に侵されています。これを書いている今も曲を流しているのですが、サビの部分では思わず手を止めてしまうほどには重症です。。笑
とにかくキャッチーな楽曲で、『新宝島』のように人気が出る楽曲なんじゃないかな〜と思います。フェスでみんなが脇をワキワキするところを見てみたいな〜。
『プラトー』同様、この曲もMVが良いので、是非とも見ていただきたいですね。
ショックダンスがなんなのか、その答えがそこにはあります!
そしてあなたも脇をワキワキしたくなること間違いなし……笑


『Anarchy』/Official髭男dism


映画「コンフィデンスマンJP」の主題歌となったこの曲。
コンフィデンスマンといえば、髭男ですよね。それくらい強力タッグな気がします。
振り返ってみると、髭男良いなぁ〜と思ったのが、『ノーダウト』だったので、強力タッグはあながち間違いではないのかもしれません。(調べてみると同シリーズの主題歌を4回も担当されているとのことでした。笑)

イントロから特徴的なこの曲。
ずっと一定のリズムで、サビに入るまで歌もどこか平坦な印象を受けます。
でも、この激しく上下がない歌で進行していく箇所の歌い上げが髭男らしさを感じて好きですね〜。大サビの部分でもベースのリズムは一定で、大きな盛り上がりや明るさを感じないところがなんだか新鮮に感じました。
藤原さんの歌声は、急に上がる高音箇所がパーンッ!と綺麗に上がりきるところも素晴らしいなと思っているのですが、この曲でもしっかり高音が披露されていて、待ってました〜という感じになりながら聞いていました。笑
『Pretender』でまさに国民的アーティストとなった髭男ですが、私的には、この思わず体を揺らしたくなるようなメロディの楽曲の方が、髭男らしさを感じて好きです!



『光るとき』/羊文学

日本のドリームポップ・シューゲイザーを担っているバンドと言っても過言ではないくらいの期待値を持っているバンド。
新譜が出るたびワクワクドキドキするのですが、再生ボタンを押して、イントロの一音目が聴こえてきた瞬間にいつもの安堵に変わりました。
私が好きないつも通りの羊文学の音楽がそこにはありました。
最近の新譜は特にコーラスが活きてるなぁ、と感じるのですが、この曲もコーラスがあることでより浮遊感と幻想夢のような儚さが増している気がします。
この曲から2022年の羊文学が始まった!と思うと、2022年は一体どんな曲を生み出してくれるのか、どんな世界を見せてくれるのか、、と、今からワクワクが止まりません…!!!


▼Monthly Music

旧譜でよく聴いていたアーティスト・楽曲をまとめました。
1月はバンドを決めて全曲シャッフル!という聴き方をしていたので2バンドの紹介です。

【フジファブリック】

そういえば、ちゃんとフジファブリックの曲聞いたことなかったな、とふと思い、急に聴きたくなりました。
フジファブリックの思い出としては、大学時代『サボテンレコード』のライブverを聴いて、かっこいい!!!となったのが印象深いです。
原曲の速さはゆっくりなのですが、ライブだとめちゃくちゃ走る。でもそれが良い。
ゆっくりとぼとぼと歩いている感じの曲なのに、サビになった途端、明かりとスイッチがついたかのように駆け足になるところが堪らなくかっこいいのです。
あと私が転調曲が好き、というのも恐らく惹かれたポイントですね。

『サボテンレコード』以外にも『星降る夜になったら』や『銀河』は、好きでよく聞いていたのですが、他にも私に刺さる楽曲が絶対ある…!!!と謎の確信を持って、とにかく今までの楽曲たちをひたすら聞いていた1月でした。笑
一番有名な『若者のすべて』は言わずもがな名曲ですので、除外するとして、、
サボテンレコードのようなだらっとした歌でとにかくロックな旋律が鳴り響く『夜明けのBEAT』
これから何か始まるぞ…!というワクワク感を持たせてくれるメロディの『虹』
この2曲が特に私には刺さりました。
志村さんのvoは、どこか気だるげにも聞こえるけど、その歌声の裏で流れる楽器たちは、まさにロックンロールと言わんばかりの熱量のあるメロディで、耳に入ってくる音の情報量が麻痺するくらいのアンバランスさが一度聞いたら耳から離れない違和感として残っていました。
一種の中毒要素があるバンドなのかもしれないな、と今更ながら思いました。

山内さんがvoとなってからの曲では、とにかくキーボードとベースのテクノ調のメロディがかっこいい『バタアシParty Night』が惹かれました。
細かい休符を挟みながらも激しく動くベースメロディがとにかく耳をついて離れませんでした。基本的にベースが曲を引っ張る曲が好みなので、私が惹かれるのは必然的ですね。
あとは、『流線形』のイントロを聴いた時に、天才的なイントロだ……と思っちゃいましたね。
曲が始まる前、ほんの5秒ほどでここまで心を掴んでくるメロディは久々に出会ったかもしれない……。(2013年の曲ですが笑)
ギターの流れるようなメロディと、控えめにピコピコと鳴り響くシンセがなんだか流星みたいに感じたんですよね。
もしかして流星をイメージしてる……?と思ったのですが、
曲名は流星形ではなく『流線形』
「思い違いか〜〜」と思いながら曲を聞いてみると、サビで流星群はまたいじゃおうよ」という歌詞が出てきたのです。
「やっぱりあの音は流星だったのか…!!?」と思い、改めてメロディを聴き返すと、「イントロから曲の景色が出来上がってるじゃん……」と、隙のない曲構成に頭を抱えました。笑

〈きいろのオススメ曲〉
『夜明けのBEAT』
『虹』
『バタアシParty Night』
『流線形』


【ねごと】

学生時代、ガールズバンドのコピーといえば、「チャットモンチー」か「ねごと」というくらい、コピーバンドを経験したことのある女子は特に馴染みのあるバンドかと個人的に思っています。
私も大学時代、どちらもコピーしました。緑黄色社会やガリレオガリレイを聴いている時に、閃光ライオットつながりで聴きたくなったのだと思います。(多分)
学生時代の思い出とともに曲を聴き巡りました。

未完成な状態でただ前を向いてがむしゃらに突っ走っている、そんな疾走感のある曲が私は好きなのです。
ねごとは、ガールズバンドながら、そんなひたむきな疾走感とサイダーのような爽やかさを兼ね揃えている曲が多いなぁ、と思いました。
『サイダーの海』『sharp#』なんかは特に、イントロから心が沸き立つメロディで、スタート地点に一斉に並んで今まさにこれから走り出すぞ!!という意気込みすら感じます。
すべての楽器がガシャガシャと鳴り響くけど決して煩く感じないのは、キーボードの澄んだ音と、ガールズバンド(というか彼女たち)が持つ眩しいほどの明るさ故なのかもしれません。

デビュー当初の青さとはまた違った魅力があるなと思ったのが『黄昏のラプソディ』
ガシャガシャと音が鳴り響かないながら、それぞれの音が、自分の役に徹しているような感じがするのです。
曲という一つの舞台が4人によって出来上がる、みたいな印象を受けました。
主役はもちろんボーカル、時にはギターですが、その舞台を支えるのがリズム隊であるベースとドラム、そしてキーボード。特にこの曲はAメロでギターが鳴ってないこともあり、ベースが細かく動いて曲の道筋を示してくれているように感じ取れます。
たくさんの音が鳴り響く疾走感のある曲とは違って、鳴っている音を減らすという引き算を上手く使ったすごくバランスのとれた曲なのです。

〈きいろのオススメ曲〉
『サイダーの海』
『sharp#』
『黄昏ラプソディ』



▼覗き見プレイリストをサクッと楽しみたい方へ

インスタでは画像でまとめているので、よければそちらもどうぞ!


きいろ。


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きいろ。
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