雨とネガティブと僕
今朝は、窓に近づくと地面に当たる音が聞こえた。
肌に少し空気がまとわりついている。
そして、起きたてで、何か失敗をしてしまったようにネガティブモードの身体。
すべてが自分のせいのように感じてしまう。
今までもこうだったのだろうか。
無自覚だったけど、そうだったのかもしれない。
だけど、違うのは、ネガティブになっている自分に気付く自分が居るってこと。
誰だ、これ。
僕なんだけど、僕なのかな。
今までどこにいた?
いや、どっちが隠れてた?
「新しい自分に出会う」って、ポジティブな印象だったけど出逢ってみると疑問符がついている。
そのうちに、目の前にいない人達と、その人たちが僕にむけて何か話してくる映像が浮かんできた。
これはまだ幻想かな。幻覚ってもっとはっきり「そこにいる」んだろうなぁ。
思わず目をつむるけど、消えない。
雨が肌に当たるのは好きだけど、雨を降らす空気には辛さしかない。
雨の「〟〟」だけがいい。