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分断国家日本

♠️ 第二次世界大戦後分断した国家が存在しました。

第二次世界大戦後、東西のドイツ、韓国と北朝鮮、南北のベトナムです。
既に統一された国もあります。
世界にはこのように目に見える分断と目に見ない分断があります。
目に見えない分断国家は日本です。
政治の世界では与野党という分断は目に見えますが、
実際に派閥として政党の中では存在しています。
野党の場合は新党結成という形で表れています。
選挙の時は協力する形で統一するようですが、
今回の東京都知事選挙は与野党対決という形にはなりませんでした。
なぜ?「立憲民主党」は真の野党ではないからです。
寧ろ石丸伸二氏の方が真の野党と言えるでしょう。
立憲民主党は政権を取れない野党であって、「自民党」政府に対抗する政党ではありません。ただ政権を取りたい野党にすぎません。
「れいわ新選組」も政権を取りたい党ではありますが小さい党ですから
「立憲民主党」に協力する方法をとっているようです。
まさに昔の戦国時代を彷彿とさせます。
しかし、戦国の時代は武士の時代だけではありません。
歴史上ではただ名前だけが残っている大和時代。
縄文・弥生は土器誕生の時代としてクローズアップされていますが、
本当のことは誰も知ることができないのです。
大化の改新後、それ以前の歴史は抹消され、『古事記』が編纂され、
日本の歴史は書き換えられたのです。
それを証明するのが中国の歴史書の中に書き残されている『魏志倭人伝』です。
これによって邪馬台国の存在が明らかになりました。
が、その説には、畿内説と九州説があります。
中でも九州説として『まぼろしの邪馬台国』で知られる宮崎康平氏の活動は凄絶でした。盲目でありながらそれを感じさせなかったと言います。
これは昭和天皇が彼に謁見した際の案内振りを見て後に盲目と知らされた時の
御感想です。
また、聖徳太子は存在しなかったとして『隠された十字架』の著者梅原猛氏。
私も小6の社会科に載っていた聖徳太子を見て同じように感じたことを今でもよく覚えています。

とにかく日本は謎だらけの国であることは間違いありません。
なにぶんにも本音と建前とを使い分けます。
真実はそう容易く見つかるはずもありません。
また、真実が見つかったとして国がひっくり返るわけではありません。
ただ、人間の複雑さを知ることになるでしょう。
「秘密を墓場まで」持って行った人はさぞかし多数いらっしゃることでしょう。


だからかもしれません。ミステリー小説が人気です。

では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😊

〈今日の一言〉

まったく歴史とは、そのほとんどが人間の犯罪、愚行、不運の登記簿にほかならない。

ギボン『ローマ帝国衰亡史』


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