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『養生訓』(著・貝原益軒)

心はからだの主人である。
この主人を静かに安らかにさせておかねばならぬ。
からだは心の下僕である。動かして働かさねばならぬ。
心が安らかで静かだと、からだの主人たる天君は豊かで、苦しみなく楽しむ。
からだが動いて働けば飲食したものは滞らず、血気はよく循環して病気にならない。

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