先人の知恵③
🐢 致 良 知 🐢(中江藤樹)
陽明学の祖といわれる王陽明の学説を奉じて、知行合一説を述べている。
知行合一とは、実践を重んじ、知的分析より、行動をという教え。
およそ知ることと行なうことは一つである。
行わなければ知っているのではないとする。
藤樹は、
「よく知るとはよく行なうことである。それに到達するのが人の道である」
と説き、「良く知を致す」のを学問に携わる者の理想とした。
知行合一は、どのような仕事に当たる場合でも、
ぜひ心得ておかなければならない考え方ではあるまいか。
実践の中で身につけた知識こそ本物である。
知行合一なくして、なんの知識か。
➖「座右の銘」研究会➖
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➿今日の一言➿
貧は自由の伴侶である。
束縛は富に伴なふ者である。
〈内村鑑三〉