自らの道をひらく③
🐢士大夫道に志し、誠によく伏雞の卵を育するが如きを得ば、
又何ぞ其の生ずることなきを憂へん🐢(吉田松陰)
母鳥が卵を温めるときは、昼となく夜となく、少しも卵を放っておかない。
二日に一度巣を出て、少しの水を飲み、いくつかの米粒を食べるだけである。
心身を卵に集中する。そんな母鳥を見ていると、雛は必ず生まれるなと期待できた。
男子が一度、目的に向かって歩き出したら、伏雞が卵を温めるように、一途に専念するとよい。結果がどうなるかなどと心配するのは愚かである。
一生懸命に努力していれば、必ずやよい結果が現れるはずである。
誠の道を貫こうとしたら、何よりもまず忍耐が必要であると説いている。
鶏に限らず鳥たちの卵を孵すときの熱心さは素晴らしい。
➖「座右の銘」研究会➖
では、本日も素敵な一日をお過ごしください。
今日もよろしくお願い申し上げます🙇♀️
ありがとうございます😊
➿今日の一言➿
心は非常に楽しむべし、苦しむべからず。
身体は常に労すべし、休め過ごすべからず。
〈貝原益軒〉
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