
2024ドラフト大豊作ジャンル:大学生外野手ドラフト指名考察&候補紹介!
今回のnoteでは、2024ドラフト大豊作ジャンルと呼ばれる”大学生外野手”について深掘っていきたいと思います。侍ジャパン強化試合で活躍を見せた「青山学院大・西川史礁」をはじめ、数多くの逸材が混在する大学生外野手についてドラフト指名考察を行っていきます。
★2024ドラフト支配下指名狙える大学生外野手一覧
西川史礁(青山学院大)「S」
渡部聖弥(大阪商業大)「S」
麦谷祐介(富士大)「A+」
竹内翔汰(立命館大)「B+」
平野裕亮(仙台大)「B」
藤澤涼介(横浜国立大)「B」
櫻井亨佑(中央大)「B-」
吉納翼(早稲田大)「B-」
柴崎聖人(大阪経済大)「C+」
井上幹太(金沢学院大)「C+」
江川輝琉亜(東農大北海道オホーツク)「C-」
飯山志夢(立正大)「C-」
飯森太慈(明治大)「C-」
井脇将誠(天理大)「D」
姫木陸斗(法政大)「D」
寺本聖一(広島経済大)「D」
漁府輝羽(東北福祉大)「D」
※「S」~「D」評価について
「S」ドラフト1位確実クラス
「A」ドラフト1位~2位クラス
「B」ドラフト3位~4位クラス
「C」ドラフト5位以降支配下クラス
「D」育成指名クラス
★2008~2023ドラフト大学生外野手指名振り返り
*指名選手一覧*
2023:宮崎一樹(日本ハム3位)
中島大輔(楽天6位)
2022:蛭間拓哉(西武1位)
森下翔太(阪神1位)
萩尾匡也(巨人2位)
澤井廉(ヤクルト3位)
甲斐生海(ソフトバンク3位)
杉澤龍(オリックス4位)
久保修(広島7位)
2021:アドゥブライト健太(中日1位)
鵜飼航丞(中日2位)
正木智也(ソフトバンク2位)
丸山和郁(ヤクルト2位)
渡部遼人(オリックス4位)
岡田悠希(巨人5位)
梶原昂希(DeNA6位)
福元悠真(中日6位)
2020:五十幡亮汰(日ハム2位)
若林楽人(西武4位)
並木秀尊(ヤクルト5位)
2019:宇草孔基(広島2位)
高部瑛斗(ロッテ3位)
柳町達(ソフトバンク5位)
蝦名達夫(DeNA6位)
片岡奨人(日ハム7位)
2018:辰己涼介(楽天1位)
中山翔太(ヤクルト2位)
滝野要(中日6位)
正隨優弥(広島6位)
小郷裕哉(楽天7位)
2017:岩見雅紀(楽天2位)
島田海吏(阪神4位)
村上海斗(巨人7位)
楠本泰史(DeNA8位)
2016:田中和基(楽天3位)
森山恵佑(日ハム4位)
2015:髙山俊(阪神1位)
吉田正尚(オリックス1位)
重信慎之介(巨人2位)
山崎晃大朗(ヤクルト5位)
板山祐太郎(阪神6位)
2014:野間峻祥(広島2位)
江越大賀(阪神3位)
福田将儀(楽天3位)
フェルナンド(楽天4位)
原泉(ヤクルト7位)
2013:岡大海(ロッテ3位)
2012:古本武尊(中日3位)
加藤翔平(ロッテ4位)
緒方凌介(阪神6位)
2011:伊藤隼太(阪神1位)
土生翔平(広島4位)
田代将太郎(西武5位)
島内宏明(楽天6位)
2010:伊志嶺翔大(ロッテ1位)
柳田悠岐(ソフトバンク2位)
秋山翔吾(西武3位)
2009:甲斐雄平(阪神3位)
中原恵司(ソフトバンク4位)
松井佑介(中日4位)
松井淳(ヤクルト5位)
藤川俊介(阪神5位)
2008:松本啓二朗(横浜1位)
岩本貴裕(広島1位)
柴田講平(阪神2位)
坂田遼(西武4位)
※支配下指名選手のみ記載
*指名人数推移*
2023:2/6(33%)
2022:7/11(64%)
2021:8/16(50%)
2020:3/10(30%)
2019:5/10(50%)
2018:5/10(50%)
2017:4/11(36%)
2016:2/4(50%)
2015:5/10(50%)
2014:5/10(50%)
2013:1/5(20%)
2012:3/10(30%)
2011:4/11(36%)
2010:3/13(23%)
2009:5/10(50%)
2008:4/8(50%)
-------------------------------------
2008~2023合計:66/155(43%)
※支配下指名選手のみ記載

2008~2023の大学生外野手の指名人数の「平均は4.1名」。「最大で2021年の8名」となる。傾向的には、指名が多かった翌年は指名人数が減少する傾向にある。一方で、指名人数が減少した翌年は指名人数が跳ね上がるということも見受けられる。
2023年ドラフトでは大学生外野手の指名人数はわずか2名であった。2024年は大学生外野手が大豊作であることに加え、2023年ドラフトでの指名が少なかったことから、指名人数は跳ね上がる可能性が高いと見ている。
*2024ドラフトはどうなる?*
冒頭で紹介させていただいた2024ドラフト候補外野手に、過去16年間の最大人数の8名と、平均指名人数4.1名いう数字を当てはめて考えると以下のようになる。
西川史礁(青山学院大)「S」
渡部聖弥(大阪商業大)「S」
麦谷祐介(富士大)「A+」
竹内翔汰(立命館大)「B+」
----直近16年指名人数平均ライン(4.1名)----
平野裕亮(仙台大)「B」
藤澤涼介(横浜国立大)「B-」
櫻井亨佑(中央大)「B-」
吉納翼(早稲田大)「B-」
----直近16年最大指名人数ライン(8名)----
柴崎聖人(大阪経済大)「C+」
井上幹太(金沢学院大)「C+」
江川輝琉亜(東農大北海道オホーツク)「C-」
飯山志夢(立正大)「C-」
飯森太慈(明治大)「C-」
井脇将誠(天理大)「D」
姫木陸斗(法政大)「D」
寺本聖一(広島経済大)「D」
漁府輝羽(東北福祉大)「D」
直近16年の指名人数平均値~最大値のラインにも支配下指名が狙える選手が多く、最大値ライン以降にも有望株が多く在籍することから、やはり2024ドラフト市場は”大学生外野手”大豊作と言って良いだろう。
★2024ドラフト候補外野手紹介
①西川史礁(青山学院大)
📝プロフィール
投打:右・右
身長体重:182cm81kg
ポジション①:センター
ポジション②:両翼・セカンド・サード・ショート
現在所属:青山学院大学(東都)
出身高校:龍谷大平安
📝ひとこと紹介
大学球界が誇るスラッガー!侍ジャパン強化試合では攻守にわたり大活躍を見せた。
3年時から大学侍ジャパンの中軸を任されるスラッガー。3年春のリーグ戦では、ドラ1投手を7名輩出した東都大学リーグにおいて、打率.364、本塁打3本を放つ活躍を見せた。全国の舞台でもしっかりと結果を残すなど、打撃に関しては文句の付け所がない。東都リーグ出身のスラッガーとしてNPBでは、牧秀悟選手のような活躍を期待したい選手だ。
外野守備に関しても問題ないと見ている。強肩であることからも、センターとしてプロでも活躍してくれそうだ。
また、彼はプロ入り後に内野手として活躍を見せる可能性もあると見ている。高校時代は守備のうまい遊撃手であったことから、プロで再び内野手として貢献していく姿が見れるかもしれない。大学日本代表候補合宿では実際にショートの守備に入りシートノックを受けたことも。
※辻本(2023中日)→原(JFE西日本)→宗山(明治大)→西川(青山学院大)
セカンド・ショートとしてプロレベルの守備力があるかはわからないが、サードとしてなら十分やっていけるのではないかと見ている。
*2024ドラフト予想*
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