今回のnoteでは、2024ドラフト大豊作ジャンルと呼ばれる”大学生外野手”について深掘っていきたいと思います。侍ジャパン強化試合で活躍を見せた「青山学院大・西川史礁」をはじめ、数多くの逸材が混在する大学生外野手についてドラフト指名考察を行っていきます。
★2024ドラフト支配下指名狙える大学生外野手一覧
★2008~2023ドラフト大学生外野手指名振り返り
*指名選手一覧*
*指名人数推移*
2008~2023の大学生外野手の指名人数の「平均は4.1名」。「最大で2021年の8名」となる。傾向的には、指名が多かった翌年は指名人数が減少する傾向にある。一方で、指名人数が減少した翌年は指名人数が跳ね上がるということも見受けられる。
2023年ドラフトでは大学生外野手の指名人数はわずか2名であった。2024年は大学生外野手が大豊作であることに加え、2023年ドラフトでの指名が少なかったことから、指名人数は跳ね上がる可能性が高いと見ている。
*2024ドラフトはどうなる?*
冒頭で紹介させていただいた2024ドラフト候補外野手に、過去16年間の最大人数の8名と、平均指名人数4.1名いう数字を当てはめて考えると以下のようになる。
直近16年の指名人数平均値~最大値のラインにも支配下指名が狙える選手が多く、最大値ライン以降にも有望株が多く在籍することから、やはり2024ドラフト市場は”大学生外野手”大豊作と言って良いだろう。
★2024ドラフト候補外野手紹介
①西川史礁(青山学院大)
3年時から大学侍ジャパンの中軸を任されるスラッガー。3年春のリーグ戦では、ドラ1投手を7名輩出した東都大学リーグにおいて、打率.364、本塁打3本を放つ活躍を見せた。全国の舞台でもしっかりと結果を残すなど、打撃に関しては文句の付け所がない。東都リーグ出身のスラッガーとしてNPBでは、牧秀悟選手のような活躍を期待したい選手だ。
外野守備に関しても問題ないと見ている。強肩であることからも、センターとしてプロでも活躍してくれそうだ。
また、彼はプロ入り後に内野手として活躍を見せる可能性もあると見ている。高校時代は守備のうまい遊撃手であったことから、プロで再び内野手として貢献していく姿が見れるかもしれない。大学日本代表候補合宿では実際にショートの守備に入りシートノックを受けたことも。
※辻本(2023中日)→原(JFE西日本)→宗山(明治大)→西川(青山学院大)
セカンド・ショートとしてプロレベルの守備力があるかはわからないが、サードとしてなら十分やっていけるのではないかと見ている。
*2024ドラフト予想*