【お願い】魚よりゴミが多い時代がやってくる
みなさんこんばんは。
このnoteを読んでいただき、
ありがとうございます!
久しぶりに和歌山県の有田市にある
地ノ島という無人島に昨日行ってきました。
今回は島の開拓や整備ではなく、
海岸のゴミをひたすら集める
ビーチクリーンをしに行きました。
今も日焼けで真っ赤です。笑
ということで今回は
海のゴミ問題
について発信していきます。
一言結論
魚よりゴミが多い時代がやってくる
海洋ゴミ問題
みなさんは海洋ゴミって何かわかりますか?
僕は何か知らなかったので
調べながら今書いています。笑
海洋ゴミとは、
海岸に打ち上げられた「漂着ゴミ」
海面や海中を漂う「漂流ゴミ」
そして海底に積もった「海底ゴミ」
この3つの総称なんです。
では、
1年間にどれくらいの海洋ゴミが
排出されていると思いますか?
なんと年間800万トンと言われています。
数字がデカすぎてピンときません。
800万トンは
東京スカイツリー約222基分
ジャンボジェット機約5万機分
これでもよくわかりませんが
とにかく多いということです。
生態系への影響
これだけゴミがあれば、
必ず生態系に悪影響を及ぼします。
例えばインドネシアの海岸では、
6キロ近いプラスチックゴミを体内に
溜め込んだマッコウクジラが
打ち上げられました。
プラスチックのコップ115個
ペットボトル4個
レジ袋25枚
ビーチサンダル2足
これが体内から見つかったそうです。
また、
海で死んでしまったウミガメ102頭の
内臓を調査したところ、
すべての個体からマイクロプラスチックなどの
合成粒子が800以上見つかりました。
海洋ゴミが死因の死因なのか
判明していませんが、
海の生物が被害を受けていることは
間違いありません。
地ノ島のゴミ問題
日本の無人島のひとつである
地ノ島をベースに発信します。
5人で約5時間ビーチクリーンをした結果、
20袋分のゴミが回収できました。
ゴミの種類別ランキングでは
プラスチックとペットボトルが
圧倒的に多かったです。
回収したゴミの7割ぐらいありました。
あと多かったのは
空き缶やバーベキュー・キャンプ用品です。
地ノ島はバーベキューやキャンプが
できる島です。
そのため、
お客さんがゴミを放置して帰ることも
少なくありません。
ゴミ袋にまとめるだけで、
そのゴミ袋はそのまんまです。
オムツなんかも出てきましたし。
ゴミが放置されると
怪我やクレームなど様々な問題が発生します。
しかし、
ゴミ拾いは無駄な仕事というか
本来やるべき仕事ではありません。
そこがゴミ問題に合わせて浮上してくる
モヤモヤする問題ですね。
日本には約6400の無人島があります。
昨日僕たちが地ノ島で拾ったゴミは
島全体で見るとほんの一部分です。
それでもゴミ袋20個分。
この問題がすべての無人島で
起きていると考えた場合、
少なくともゴミ袋約13万個分のゴミがある
ということになります。
しかも無人島は文字通り人がいないので
ゴミが回収されることもありません。
本来ゴミが発生しない島なのに
ゴミが放置されている状態です。
まとめ
今回は
海のゴミ問題
について発信しました。
陸から流れてくるゴミを島で回収していても
根本的に解決しないことは
簡単にわかることです。
陸からまず解決しないといけません。
しかし、
コロナの影響でテイクアウトが増えました。
これだけで今年のゴミの排出量は増えることも
容易に予想できます。
このペースで進めば、
2050年には魚より海洋ゴミの量が多い海になる
ことがすでに予測されています。
そうなったら日本から寿司文化をはじめとする
魚料理は消えるかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!!
また明日!ドロン!