
子育て支援拠点とは…(子育て支援センターやひろばの実体験)①
私は子育て支援をしています。
というのも、以前は子育て支援センターやつどいのひろば(パート)を経験し、現在は子育て支援の市民活動(ボランティア)をしています。
そんな私が思ったことをぼつぼつ書いていけたらと思います。
子育て支援の成り立ちは、ざっくり言えば、
・核家族化
・少子化
・孤立化
それまでは同居だったり、近くに実家があったり、ご近所づきあいが盛んだったり、また子どもの数も今と違って多かったのでしょう。
自然とママ同士知り合う機会もあり、子育て相談もできる環境であったのではないでしょうか。
それが、子どもが少なくなり、また今は共働きが増えて、早いうちから保育園に預けたり。あとは転勤族で地元でない場所で子育てをしていたり。
近くの公園に行っても誰も遊んでないという状況。
子どもは減っているのに、虐待は今でも右肩上がりで増えています。
なので、虐待防止や産後鬱予防などのために、「子育て支援拠点(ひろばやセンター)」を作ろう!と国が作っておりますね。
そうは言っても、「子育て支援拠点」のスタッフは誰か?最初は専門家はいません。そしたら、保育士さんが適任となったのか…?
でも、
保育士=子どもこと(お世話)がメインなのに対して、
子育て支援=親子、親がメインなことも多い(子どもが0~3歳のため、まだしつけとかそんな段階ではなく、親のメンタルや価値観、考え方などが大きい)
なので、保育士さんと言えど、専門家ではないと思います。
中には「子どもの相手はできるけど、大人相手にはどうすればいいかわからない~」という方も実際にいます。
行政が直接運営(直営)の支援センターだと、保育園から転勤でまわってきて、保育園のお仕事と全く違う仕事にびっくりされる方も多いでしょう。
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