#3 旅と暮らしの食手帖 ふーちゃんプルー
2023年9月5日
夏の野菜の代表選手といえば誰ですか?
きっとすぐに思い出すのは
きゅうりさんやトマトさんやナスさん。
あなたはゴーヤさんを
忘れてはいませんか。
今日の昼間は冷蔵庫で眠っていた
ゴーヤをつかって
なにか作ろうと台所に立った。
宮古島で食べたチャンプルーが
美味しかったことを思い出し
チャンプルーをつくることにした。
(※チャンプルーとは
野菜や豆腐などを炒めた沖縄料理)
使いかけのお麩も使って
ゴーヤとお麩のチャンプルーに。
お麩のチャンプルーのことを
「フーチャンプルー」と呼ぶ。
わたしはふみのという名前なので
「ふーちゃん」呼ばれることもあり
フーチャンプルーには
勝手に親近感を持っているのだ。
溶き卵にお麩をつけて
卵ごとごま油で炒める。
お皿に出してから
次は野菜を炒めていく
今日は塩揉みしたゴーヤと
玉ねぎを入れた。
そうしてからツナと鰹節
そして醤油とみりんを入れて
炒めれば完成。
現地の人から見れば
もしかしたら「チャンプルー風」
なのかもしれないが
とても美味しくできて満足。
半分はガラスのタッパーに入れて
ばあばの家にお裾分け
もう半分は我が家の夜ご飯だ。
そうこうしていたら
夜がやってきたので
夜ごはんを作ることにした。
今日は和食にしよう。
お味噌汁はトマトのお味噌汁を。
これは前に友人が教えてくれた。
ニンニクを炒めてトマトを入れて
お水、出汁を入れて沸かしたら
火を止めて味噌を溶く。
そしてまた沸騰させて
落とし卵をすれば
トマトのお味噌汁の完成。
ネギをぱらぱらっとすれば更によし。
続いて大根を千切りにして塩揉みに。
しばらく置いて水を絞ってから
砂糖とお酢を混ぜて大根なますの完成。
あとは雑穀米を炊いて
今日の夜ごはんの完成。
フーチャンプルーは
ゴーヤの苦味と玉ねぎの甘み
お麩と卵のまろやかさと
ツナのコクがうまくマッチしていて
とても美味しくできた。
ついつい食べ過ぎてしまいそうだ。
トマトのお味噌汁は
ニンニクと卵が入っていて
パンチの効いた味で大好きな一品。
最後にここに少しご飯を入れて
雑炊のようにして食べるのが
お決まりの食べ方。
こういうなんでもない日のご飯も
わたしにとっては
喜びのひとつだなあと思う。
ああ、宮古島楽しかったな。
6月に行ったもんだから
宮古島の梅雨が蒸し暑くて
長野育ちのわたしは
ばてちゃったりしたけど
海が本当に綺麗で
色とりどりの魚たちや珊瑚たちにも会える。
出会う人々も陽気で優しく
また帰りたい場所のひとつ。
ああ、ちょっぴり思い出の味
フーチャンプルー美味しいよ。
あまのふみの
今回使ったお麩はこちらです💁♀️
気になる方はクリックして飛んでみてください!
【宮村製麩所焼麩※送料無料】