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すべてはTwitterのつながりから。WEBサイト「DEECH」の完成物語
*この記事は5分で読めます。
株式会社DEECH(ディーチ)の佐藤です。2021年6月1日より社名変更いたしました。
弊社が開発を進めてきたエリアマーケティングシステム「DEECH」が、β版を経ていよいよ10月1日にローンチとなり、同時にWEBサイトもオープンしました。このサイトはとても満足度が高い仕上がりなのですが、実はこのサイト。すべてTwitterからつながった方たちの協力で完成にいたりました。このSNSのストーリーがとても現代っぽいなぁと思ったので記念にnoteに残しておきます。
きっかけはWEB幹事
さとうがTwitterでつぶやき始めたのは2020年の年が明けた1月からです。Twitterを始めたときに誰もが通る「反応がない状態」を経るなかで、ユーティルのみねむらさんと知り合いました。
そのころDEECH社では専門性を高めるために事業の選択と集中が議論になっていて、今後はWEBコンサルや広告運用、SaaSの開発に特化していくことになり、WEB制作事業をクローズする方向で検討していました(広告運用から連動するLPの制作は特化して続けています)。そこで、契約している会社さんを次の会社に移行するかの話でみねむらさんにご相談に乗ってもらうことにしました(みねむらさんは、今では飲みにいったり事業の壁打ちをしてくれたりと、とってもナイスガイで頭が良く仕事ができる人です!)。
それから早稲田にあるユーティルさんの本社に伺ったのですが、そこでみねむらさんと一緒に会ったのがユーティルの社長のしんちゃんです。いや、岩田真社長です!早速、先の事情を話したところ快く引き受けてくださり、いろいろな会社をご紹介いただけることになりました。
この時に初めて「DEECH」のβ版をお見せしたんですが、岩田社長はお世辞もあったでしょうけどめっちゃ!ほめてくれて、この先の開発に少なからず不安を持っていた僕に勇気をもらえたことを覚えています。
岩田さんとはその後も、ランチをしながらWEB幹事のこれまでとこれからを教えていただいたり、わが社の将来の話などをさせてもらいました。
ちなみに。世の中、制作会社とマッチングするサービスは多々あるんですが、WEB幹事の良いところは発注側の「どうしたいか」を直接聞いてくれて寄り添ってくれること。その上で予算に応じて最適な協力会社を紹介してくれます。要件定義に自信がない会社さんなどはとっても重要な部分だと思うのでぜひ相談してみてください。
DEECHのWEBサイトに社運を賭ける!
β版は様々な企業に使ってもらって概ね好評だったこともあり投資も本格化させることに。そこで、製品告知もコーポレート内だけで紹介するだけではなく、独立したサイトを作ることにしました。これを作るにあたって我々がリクエストしたのは、①DEECHの世界観をしっかり伝えられること、②集客ができること、③我々のビジネスを理解してくれること、の3点でした。
早速岩田さんにWEB幹事を介して今回のサイト制作に最適な会社さんを紹介してもらい、且つWEB幹事で行われているSEOもがっつり!とご指導いただきました。
そしてそして。岩田さんが紹介してくれたのは、福島県に所在があるWEB制作会社ハタフル代表の臼井さん。兎にも角にも一度お話を、という事でzoomで打合せ。臼井さんはWEB制作のみならずマーケの知見もあり、こちらが推進するSEOに対してもたくさん意見をくれました。
お話を伺ってハタフルさんにお願いをする事にしたのですが、せっかく作っていただくからにはハタフルさんにとっても自慢のポートフォリオになるよう、全力で制作をお願いします!と念押しもさせていただきました。
ハタフルさんを選んだ理由はご紹介されたからということではなく、若い会社ながら実績も豊富で知見があることと、我々に対する理解とマーケティングを行うにあたって参考になる意見をたくさんくれたことです。例えばロゴ制作に関しても臼井さんもデザイナーさんもバチバチに意見をくれましたが笑、最終的には満足のするものに落ち着きました。
DEECHの魅力を最大限に表現する動画がほしい!
今回のサイトで実現したかったことのひとつに「動画も入れたい」というのがありました。我々のようなブランドがない会社がサービス名と社名を売り込むにはインパクトが必要です。且つ、今後動画広告も実施したいと思っていたのでどうしても目を引く動画が必要だったのです。
そこで浮かんだのがリキさん。
元々はなまむぎさんの交流会で知り合いました。以前、DEECHの仕掛けをなまむぎさんにお話をしているなかで、それならば、ということでリキさんを紹介していただいた経緯です。なまむぎさんは経験が豊富な経営コンサルで実務はもちろんのこと会話をしてるだけで勉強になる方ですが、そのなまむぎさんの広い広い人脈の中からの推しメン!ということで話をさせてもらうことにしました。
リキさんへのリクエストはとてもシンプル。有望な若いクリエイターにお願いするという意味を汲んでいただき、動画を見たユーザーがなにこれ?と思ってくれる動画をおなしゃす!」というものでした(いや、この後ちゃんと要件定義をしたから丸投げじゃないからね笑)。
動画をご覧になった方が共感をしてくれると嬉しいのですが面白いですよね笑。このnoteの最上部あるDEECHのロゴキャラがまさにそれです。かわいいっ!リキさんは物腰も柔らかくディレクションも的確なので、将来の有望株120%確実な方です。
動画はこれまでのところすごく好評なので、DEECHとともにこの動画も有名になってくれるといいなと思っています(ちなみに下記の動画は本サイトとは異なる実写のバージョンです)。
コンテンツには魂が必要だ
そしてそして。世の中に二つとしてない自社プロダクトでもあるので、コンテンツマーケにはそこそここだわりたいと思っていました。その際に自分自身も編集者なので、企画&ライティング&編集は自分でやろうと考えましたが、社運を賭けた(大袈裟!)WEBサイトを、これまでの自分の経験だけでやっていいのか?!と考えを改め、ここは外部の知見のある人に育ててもらおうとコンテンツの管理やコピーもアウトソースすることにしました。
澤山さんはTwitterでは「バズらせ屋」ということで有名です。ツイ廃集会など独自コンテンツを持っているなど、人材交流も広いお方です。しかし、その澤山さんには、バズではなく編集者としてコンテンツの監修をがっつり!お願いすることにしました。
コンテンツの企画から色々とお話をしてコアな部分を構築することが出来たので、今後コンテンツを発信する際に大きな財産をいただいたと思っています。DEECHではGoogleオプティマイズを使用してA/Bテストを実施していますが、オーソドックスなコピーと澤山さんのコピーとでどれぐらいレスポンスに違いがあるかを検証もしてるので結果も楽しみです!
まとめ
新しい元号が始まったのにコロナのお陰で人類は逆風の中を生きています。「令和は個人の時代」とも言われていましたが、奇しくもコロナ過でそれが加速していると感じます。反面、会社という枠組みが個人を救ったという事実もあり、不安定な時こそ集団や組織が個人を守るということも身に染みて理解しました。
そんなことを考えていたら。「そういやDEECHのサイトってTwitterで知り合った人たちばっかりじゃん!」と気づいたので記事を残しておこう!と思いました。ビジネスアカウントとして使ってる方が多くなってきたTwitterの印象ですが、僕もご多分に漏れず会社の繋がり以外の方とたくさんご縁を頂いています。振り返ってみると、2020年の上半期だけでもTwitter経由で知り合った人と会ったり話したりの機会に恵まれています(最近では音楽関係まで広がりを見せています)。今回のサイト制作はそうした動きの象徴的なものなのかなと。
「名刺代わりのTwitterアカウント」。会社に勤めてる勤めてないに関わらず個人を理解してもらうことに意味があるんだろうなと思います。リアルで会った時でも初めまして感が薄いのもSNS交流ならでは。そしてポータブルスキルを意識する場合にはそれだけで価値があるので続けるには最適なのかもしれません。とお伝えして最後にしたいと思います。おしまい。
【本文でご紹介した自慢の方々(ぜひ!フォローをお願いします)】
みなさまありがとうございました。
DEECHの利用ユーザーが増えることが恩返しだと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。