講演をご依頼くださる企業や団体の皆様へ
いつも講演のご依頼をくださりありがとうございます。
私(沢渡あまね)に依頼くださる際、気にしていただけると嬉しいことを5点お伝えします。
私は作家および企業の変革顧問などをホームポジション(本業)としており、いわゆる研修講師ではないためその前提でのご依頼をお願いします。
1.基本オンラインでお願いします
当方は静岡県浜松市を拠点に事業展開しております。また、本業は作家および企業顧問であり、当社は大企業でもありませんから稼働するリソースが相当限られています(日々、業務効率化と創造的活動のための余白創出との闘いです)。
よって、基本的にオンラインでの対応をお願いしています。
とりわけ都内など遠方への出張対応は原則として行いません(または数を限定してのスペシャル対応)のでご留意ください。
スペシャルオファーまたは顧問契約をいただいている先であれば優先的に検討はいたしますが、そもそも地方都市でパラレルキャリアで活動しており、物理的に移動時間を割くことができないことをご理解ください。
地方都市在住者が、大都市部とのハンデなく正しく活躍し、正しく稼ぐことのできるカルチャーやビジネスモデルを創出することも当方(当社)の社会的使命であり、ご協力をお願いします。
2.講演スライドのカスタマイズは原則致しません
講演スライドはテーマやキーワードにあわせて、当方で用意したものを使用します(お選びいただきます)。あるいは沢渡の既刊書籍、Web記事(多数)などをご覧になり、該当箇所や記事をご指定いただければ、そのテーマに沿った内容をお話をします。スライドの新規作成やカスタマイズにリソースを割くことができないため、その点ご理解ください。
あるいは当方にてスライドを用意せず、貴社のスライドにあわせて対談形式で私がコメントするスタイルもありです。
3.細かな要望をされる場合、モデレータ・グラフィックレコーダーなど立てた対談形式にしてください
稀に「あれも言ってくれ」「これも伝えてくれ」など細かな要望をされる方がいらっしゃいます。しかしながら、残念ながら僕の脳のリソースではすべて覚えておくことができません(俳優でも講演専業者でもないため)。
細かな要望への答えを期待される場合、貴社にて司会者やモデレータを立て、本番で質問してください。その方が僕が一方的に話すよりも、貴社の関心や課題感にあった解像度の高いメッセージが出来ると確信しています。チャットを併用し、司会者がチャットに書き込まれた質問を僕に投げかけてくれるスタイルでも良いです。
なお、質問は基本的にすべてその場でお返しします。
私の講演、対談、『組織変革Lab』『人事担当者必見!90分腹落ちセミナー』『育休スクラ』などに参加された方であれば、私がどんな質問もその場で返すことはお分かりいただけるかと思います(あるいはいずれかに一度ご参加いただくのも良いかと思います)。
以下、関連記事です。併せてご覧ください。
また回答内容は録画いただくか、グラフィックレコーダーなどを立てていただくと私の話および質疑の内容を効率よくかつ効果的に残すことができると考えます。ご検討ください。
4.課題や要件が言語化できていない場合、顧問契約してください
稀に講演の要件(僕への依頼内容)が言語化しきれず、講演企画がなかなか前に進まないケースに遭遇します。
出来れば、貴社の課題と私への期待役割を明確にしてからご依頼いただきたいですが、お互い忙しいですし、それぞれ異なる道を歩んできた別の人間同士、そうもいかない場合もあるでしょう。
その場合、貴社の課題や要件の言語化のお手伝い役(壁打ち相手)に喜んでなります。ただし、その場合はまず顧問契約をお願いします。単発の講演の契約ではお受けしきれません(端的に申し上げて、ビジネスとして割に合わない)。
課題や要望の言語化は、依頼する側(すなわち貴社)の役割であり責任です。その言語化をお手伝いする行為には、正しく対価をいただかなければなりません。貴社の内製工数を肩代わりする訳ですから。
貴社の課題を私(当社)がより良く理解するためにも、貴社の課題を着実に言語化し、着実に解決していくためにも、顧問として起用いただくほうがよろしいかと思います。
単発の講演で出来ることは限られます。なおかつ、私はエスパーでも全知全能の神でもありませんから、ふわっとした課題感や要件でもって、貴社の事情に完璧にフィットした話ができる訳でもありません。
前述の通り、私はいわゆる研修講師ではないため、単発の講演にかけられるリソースにも限りがあります。顧問先であれば、中長期に渡り優先して時間を確保することができますし、カスタマイズ要求にも貴社事情を理解した上で柔軟にお応えすることができます。
5.なるべく中間会社を介さず、直接ご依頼ください
中間会社が入る場合、往々にして日程や条件決定、テーマなどのコミュニケーションがまどろこしく、時間もかかることがあります。また、世の中には悪気なく「下請け構造」でものごとを進めようとする中間会社もあり、気持ちよく仕事をすることができなくなります。
無駄な間接業務や伝言ゲームが増えたり、伝言ゲームの過程でお互いの意図が適切に伝わらなかったり、中には依頼の段階でエンド顧客の社名や業種すら出さない中間会社もあります(こちらもエンド顧客を選ぶ経営判断があり、その判断ができず話がストップしてしまいます)。
コミュニケーションにもコストがかかります。またさまざまな機会損失も発生します。さまざまな無駄や非効率を排除するためにも、可能な限り私(当社)に直接ご依頼ください。
また、何らかの事情で中間会社を挟む場合であっても、私(当社)と直接コミュニケーションしたいと貴社から中間会社に対し積極的にはたらきかけてください。第三者を介さず、直接お話ししたほうがお互いの背景や事情を分かり合えると思いますので。
こちらも下請け扱いされているような不快感を払拭でき、気持ちよくお仕事できます。
私は決して中間会社の役割やマージンを否定していません。然るべき役割を果たしているのであれば、対価として気持ちよくマージンを取っていただくべきでしょう。ただ前述の通り、コミュニケーションコストやロス、思いの行き違いなどを発生させるのはお互いにとってストレスでしかないため、コミュニケーションはなるべく早い段階で直接取るようにしたい次第です。
SNSやメッセンジャーなどでのやり取りも当方は大歓迎です。その方が話がはやいですから。
以上5点、何卒宜しくお願い致します。
限りある人生の貴重な時間、お互い大切にし本気の仕事をしましょう。
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